院長のコラム

歪んだ本音、ありのままの本音〜海陽祭に参加して来て〜

2010.09.21

初めての学園祭 
10-9-21-1
当クリニックの院長コラムは双方向にしていない。もし読んだ方に意見、不満があるなら名を名乗ってコメントをいただかないと、こちらは素性を明かしてコラムを書いているし、書いている本人には責任が伴っているし匿名の意見には責任がない。したがって、匿名で意見されても対応が出来ないし相手に出来ない。現実の世界では、ネットの世界でよく見かけるような非難批判を面と向かってすれば、即喧嘩になるだろう、人間関係など成立しない。この素晴らしき日本には、「腹芸」とか「本音と建前」という言葉があるように、日本人は内心で思っていることをありのままに表現できない。このためだろうか、ネットという匿名世界では本音がむき出しのままさらけ出されている。しかも、冷静に読むと「かわいさ余って憎さ百倍」、非難批判が本音の裏返しになっていることが分かる。これをこれから歪んだ本音と呼ぶことにしよう。

先週末息子の学園祭に行って来た。息子が1年生の海陽祭には事情があり参加できなかった。後日撮られたビデオを観た。最後に学生達一同が「ふるさと」を歌っていた。おそらく、まだそこそこの中坊が意味も分からず先生に命令されて歌っていたのだろう(と思う)、本人達は歌詞の内容を理解していたのかどうか分からない(分かって歌っているとしたら、凄いとしか言いようがない)。けれども、その曲を聞いていた親はきっと涙が止めどなくあふれたに違いない。ビデオを観ている自分でさえ泣けたし、そのビデオに取り残された音声には、すすり泣く声があちこちから聞こえていたし、「ふるさと」が聞こえている間、会場はどよめいたような、ざわざわしていたような、そんな感じがひしひしと伝わってきた。

初めての海陽祭では、前期生(中一から中三に相当)の演劇を朝一から最後まで計6本を鑑賞した。各演劇時間が40分だから休憩も合わせれば5時間以上体育館のイスに座っていたことになる。6本すべてを通して観ると、作品の優劣は自ずから理解できるし、それぞれのハウスの特徴・取り組み方は一目瞭然であった。それはさておき、全体として感じたことは「とにかく凄い」であった。自分が中高校生の頃と比較すれば「月とスッポン」「天と地」程の差があった。自分達のほぼオリジナルもしくは何かの作品にオマージュを捧げながら自分達でアレンジした脚本。皆で作った小道具に大道具、自分達で手がけた照明に音楽。何よりも、それぞれの演劇の主人公、脇役を含めて、皆が台詞を間違えず役を演じきっていた。「お坊ちゃん学校」と何かと揶揄される学校ではあるが、この子達は一筋縄ではいかないお坊ちゃん、佐野(元春)さんがよく使う台詞「タフでクールでヒューマンタッチ」なお坊ちゃんである。何度も書いて来たが、決して海陽万歳、海陽至上主義者ではない、四十過ぎの情けない男の素直なありのままの本音である。
10-9-21-2

長嶋雄一クリニックお問い合わせ

診療科目(内科・消化器科・胃腸科)
診察週

月・火

木・金
奇数週
(第1・3・5週)
8:00 ~ 16:00 8:00 ~ 16:00 8:00 ~ 15:00
偶数週
(第2・4週)
8:00 ~ 12:00
休診日︓第1・3・5週水曜日、第2・4週土曜日/ 祝・日曜日