🎵知っているのに知らんぷりぃ〜、なぁ〜ぜ、なぁ〜ぜ、なのぉ〜
僕が小学校高学年の頃、「🎵知っているのに知らんぷりぃ〜、なぁ〜ぜ、なぁ〜ぜ、なのぉ〜」こんな一節が流行った。当時、朝日放送で「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」というバラエティ番組が放送されていた。アイドルグループ「キャンディーズ」をメインに、コメディアン伊東四朗と小松政夫がサポートするコント番組だった。劇中、小松政夫さんがその一節を歌っていた。四十五年経過して改めて調べたら、元ネタは安西マリアさんが歌った「涙の太陽」(原曲自体は僕が生まれる前に発表)、「あぁ、知っている!」と僕が思い出したのは田中美奈子盤。「🎵ギラギラ太陽が燃えるように はげしく火を吹いて恋する心」から始まる曲は、イケイケドンドンのアップテンポな曲。しかし、小松さんが歌うその曲調は、「しらけ鳥音頭」に通じる悲しいもの。近頃、僕の脳内で「🎵知っているのに知らんぷりぃ〜、なぁ〜ぜ、なぁ〜ぜ、なのぉ〜」が響いている。
斎藤元彦と言えば前兵庫県知事。「パワハラ&おねだり」体質、その事を公益通報した県職員を自殺に追い込んだ張本人、その他諸々のスキャンダルで県議会から不信任決議案を可決され失職した政治家。関西では連日、連夜そのニュースが流された。県議会調査特別委員会(百条委員会)で、自分の非を認めない態度に県民を始め国民誰もが憤りを覚えたに違いない。僕もそう感じていて、テレビに映る鉄面皮の彼を観ながら、「東大出身者はプライドが高く冷たい人やなぁ」、「人が死んでいるのに道義的責任が何なのか分からない馬鹿野郎」とほろ酔い加減にテレビ前でうそぶいていた。そうは言え疑問が二つあった。一つはYou Tube「高橋洋一チャンネル」。「斎藤は辞任しろ!」が吹き荒れている最中、高橋さんは「(元県民局長の)公用パソコンの中身が公表されたら流れは変わるでしょうね。」と確信をもって暗示していた。もう一つはパワハラ問題。パワハラで元県民局長が自死したとしたら、先ずは家族が労災認定を労働基準監督署に提出するのが基本。それを期に、パワハラの事実や客観的証拠が次々に出てくるものと思いきや何の音沙汰もなし。その二点が引っかかっていた。
「NHKをぶっ壊す!」の決めゼリフで有名な政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志さんが兵庫県知事選挙に立候補して以降、斎藤極悪人説は風向きが大きく変わった。県会議員や関連の政治家、マスコミが知っていただろう、不都合な事実や内情が立花氏により次々に暴露されている。元県民局長の公用パソコンには斎藤県政転覆工作に加えて、数々の女性県職員との不倫や女性との卑猥な画像が残されていて、自殺の原因はどうもパワハラではなく自分の悪事が明らかになることを忌避したから(かもしれない)、とのこと。もしそうなら、個人情報保護の名の下、一方的で偏った情報が垂れ流され続けてきたことが露呈してきている。ちょうど昨年の今頃、故ジャニー喜多川氏による性加害問題でメディアの在り方が問われていた。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」、メディアはやはり全く反省していないようだ。「いじめはだめ!」と言いながら、公共の電波を使ってイジメを率先するメディアのダブルスタンダードに今更ながらウンザリ。斎藤前知事や立花さんを正義のヒーローに持ち上げるつもりはない。知りたいのは、斎藤前知事に失職するような瑕疵があったかどうかだ。今回の騒動は、井戸県政対斎藤県政、守旧派対改革派、既得権益者の抵抗と考えれば話は簡単で、メディアはどちらについたか一目瞭然。マスゴミに鉄槌が下ることを願ってやまない。