2010年を振り返って~個人編~
初めての経験
個人としても昨年は充実した年であった。次男が志望中学校に入学出来たことは嬉しかったし、誇りに思った。その学校が、昨夏フジテレビ系の「エチカの鏡」に取り上げられた。親として選択判断したことに間違いがなかったことを確信できた年であった。親子ともども、それぞれの立場、それぞれの環境で独立独歩して行くことに弾みがついた年であった。
また、昨年は新しい自分にも挑戦してみた。この挑戦は、本格的には初めてと言っていい程のもので、精神的には相当な勇気を必要とした。それは・・・、長くなった髪にパーマをかけた、ことである。女性が思い切って長い髪を短くする時の気持ち、何か新境地を開きたい、現状を打開したい、気分を転換したい、と思う時に大事な髪の毛に手を入れることが何となく分かった、ような気がする。石立鉄男(往年の名俳優です)になるのが怖かったので、取りあえず毛先を中心にあててみた。周りの評判は上々で、2回目からは耳の辺りからパーマをかけてみた。人間とは不思議なもので、自分の中のあるタブーを一度破ってしまえば、次からはもっともっと、と求めてしまう。
仕事や人間関係も同じかもしれない。自分の殻にこもって「この仕事したくないな。」「あの人感じ悪いな。」とバリアーを張ってしまえばそこからは何も変わらない。そうだ、今年からは少し間口を広めよう、そうしよう!
とはいえ、開業当初から仕事柄、◯◯クラブ、◯◯同友会等から声がかかり参加してみたものの全く馴染めなかった。世界が広がると思ったが、酒席で話をしても話題に深みがなく、心に突き刺さるような、あるいはしんみりと琴線に触れるような交友関係が構築出来なかった。これは一人、二人の話ではなく、このような会を通して出会った方に共通したことであった。皆が皆とは言わないが、自分の仕事を広げるためにてっとり早く経営者の集まりに入って、あわよくば仕事をもらおうという安易で安直な輩が多かったような気がする。
自分と感性の合う人と出会いたいなら、常にアンテナの感度を最大にして能動的に待っているか、もしくは自分がここにいることを情報発信し続けなければならない。これは恋愛も同様である。ある方から合コンのとりまとめ役を頼まれ、主催者として「あなた達、いつか自分の目の前に白馬に乗った王子様が迎えに来るとか、いつか自分の目の前にガラスの靴を履いたシンデレラが現れると思ったら大間違い。天は自ら助くるものを助く。」と挨拶をしたところ出席者から自嘲的な失笑をかった。
昨年は、自分より若い世代を中心に情熱的に精力的に仕事に取り組んでいる方と出会えた。今年もその輪を広げて行こうと思うし、集まって何か行動を起こす事ができればと考えている。
昨年中盤に決意したことで出来なかったことが一つある。最近、日本人であるということを再認識したいという気持ちが芽生えてきた。自分がそのようなことを考える年齢、社会的地位、精神状況になったのであろう。加えて、政権が変わった事も少なからず起因している。自民党にとって変わった民主党がこの国の振る舞い方、在り方をめちゃくちゃにしてくれた。民主党だけがすべて悪いとは思わないが、自民党政権が引き延ばし、暗黙の了解にしていたことを、何の解決方法も持たず白日の元に曝け出してしまった。我が同胞の多数が選んだ政権なので従わざるを得ない。文句を言っても仕方がないので、せめて自分だけでも個を確立すべく日本人ということについて考えていきたい。先ずは着物を作ってから茶道を習おうと思ったが、ようやくこの昨年末ぎりぎりにその着物が出来て来た。さあ準備は出来た、今年からは茶道の道へ踏み出そう!