僕に何ができるのだろう
2011.03.13 ハプニングや事件
大震災が起きて2日目になる。
テレビをつける。どこの局を見ても終日報道番組が流れている。まるで映画のような光景が現実に起きたことを映し出している。
現時点では、原子力発電所の原子炉がメルトダウンして放射性物質が大量に飛散する可能性も全く否定出来ない緊迫した状況である。
テレビを消してみる。暖かい日差しに、柔らかな風。鳥々がさえずり、木々が芽吹いて来ている。もうすぐそこに春が来ている。僕の周りはいつもと変わらない週末。この陽気で僕は、長くなった髪の毛を少しばかり切りに行った。
今、この国の根幹をゆるがしかねない事態が起きている。一方、僕の周りはいつもと変わらない。この国に今起こっている危機的状況と僕の周りの変わらない日常。これらはテレビのオンオフだけの違いである。
テレビをつけたまま現実を直視して、自然の猛威に打ち震え、被災した人々に哀れみを抱き、この国の危機管理の危うさを憂えるべきなのだろうか。
テレビを消したまま、いつものようにありふれた何気ない時間に身をまかせるべきなのだろうか。
この国に今起こっている日常と非日常、現実の明と暗、この落差を僕はどうやって穴埋めすることができるのだろう。この落ち着かない気分をどうすればいいのだろう。
そして何よりも、一体僕に何が出来るのだろう。