院長のコラム

なでしこジャパンの活躍におもう

2011.07.19

 改めて考えたこと 

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7月18日早朝の日本は、おそらく歓喜に包まれたに違いない。僕もその一人であった。

昨日家族で韓国料理を食べに行き、オケ?洗面器?に入ったマッコリをほとんど一人で飲んでしまった。そのせいか、家に帰るや否や眠気に襲われ22時前には床についた。マッコリをたくさん飲んだせいか、深夜から早朝にかけてお腹が痛くなって図らずも目が覚めた。女子ワールドカップの決勝をしていることをふと思い出し、直ぐさまベッドから起きて前半の30分頃から観戦を始めた。見るや否やびっくりした。

ちょうど前日、BS世界のドキュメンタリーで「ケネディ家 宿命のこどもたち」という番組を見た。僕があまり知らなかった、米国での移民問題、カトリックとプロテスタント、家族の絆、政治とマフィア、政治とスキャンダル、覇権国であろうとする米国、その米国の光と影といったものを、ケネディ家の呪いを通して教えてくれた。前後編の番組を通して、米国の闇の深さ、それを包み隠すシステムの存在に、何とも言えぬそら恐ろしさを感じた。

まず試合を見始めて、そのドキュメンタリー番組を見た時の感情が即座によみがえって来た。日本人と遥かに体格差のある女性が的確に早いパスまわしをしているのである。サッカー素人の僕には、米国重戦車軍団に立ち向かう日本騎兵団のように映った。圧倒的に違う、勝負はついたなと思った。なので、先制された時には、もうだめだと感じ寝る準備をしていた。それが後半の後半で追いつき、延長戦でも一旦引き離されたが再度追いつき、とうとう寝るタイミングを逸することになった。日本がペナルティーキックを制した瞬間、素直に喜んだ、嬉しかった。

しかし、時間が経つとともに不思議な気分になった。僕が米国人ならこの試合をどう思っただろうか、圧倒的に差があると思えた日本はなぜ勝てたのだろうか。破壊力はもちろん総合力でも優位に立っていた米国になく、日本チームにあったものは何だったのかを自分なりに考えてみた。
自身が考える結論は、3つの要因である。一つ目は「例え相手がどんなに強くても絶対に勝つという精神力」、二つ目は「攻め続けられてもじっと耐える忍耐力」、そして最後は「数少ない機会を確実にものにする行動力」の3つである。
元来、これら不屈の力は日本人が持ち得ていたものである。明治維新、第二次世界大戦後、世界が驚く発展を遂げたのは誰もが知るところである。いつしかGDPは世界第二位になり、政治は三流だが経済は一流と世界が認めるまでになった。しかし、そのことに誰もが慢心していたのかもしれない。いまや中国に世界第二位の座を奪われ、今回の原発問題では日本人の得意とするモノ作り、品質管理も根底から覆された。政治は三流どころかもはや幼稚園のお遊戯会に成り下がっている。
自分自身、日本人であることに不安をいだき、自信を持てないでいた今日この頃であった。しかし、なでしこジャパンの勇姿を見て、欧米の猿真似をせずとも、日本人が本来持っている力を日本人らしいやり方で存分に発揮すれば、互角かもしくはそれ以上に渡り合える事を教えてもらったような気がした。

歴史に残る大災害があったこの年に、歴史に残る快挙があったことを僕は一生忘れないだろう。

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