院長のコラム

新宮三輪崎八幡神社大祭(2)

宵宮・本宮を体験。

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15日の宵宮は、◯◯さんの宴会場で獅子舞の見学をした。秋の収穫時期に町内会で回ってくる獅子舞とは随分異なり、本格的で相当気合が入ったものだった。言いすぎかもしれないが、歌舞伎や能につながる形式美や様式美を感じた。とても人間が操っているものとは思えない、まさに獅子が舞っているような錯覚に陥った。とともに、体育会的な熱いモノ、絶え間ない努力に向上心を感じ圧倒された。というのも、舞っているのは若い衆たちである。おそらく、兄貴分達にみっちり鍛え込まれなければあそこまでにはならない。連綿と受け継がれる伝統・文化を獅子舞に見た。

我々着物ブラザーズはというと、今回も着物で参加させていただいた。前のテーブルに座っていたので当初は分からなかったが、◯◯医療センターの先生方も見学に来ていた。舞の合間に後ろを振り返ったら知り合いの先生がいた。挨拶をしたら「粋な格好しているヒトがいるな、って思っていたら先生だったんか。ところでなんでここにおるん?」、初対面の先生には「この人、本当に医者?」と怪訝そうに見られた。
最初は神妙に見ていた二人だが、ビールはもちろん美味しい日本酒を次々注がれ相当量飲んだ。部屋に帰ってしばらく歓談していたら、二人共すぐに寝入った。

翌日は本宮である。白いTシャツに白いステテコ、白い足袋とピンクの手ぬぐいを渡され、白装束に着替えた。山車の準備を手伝い、山車を引いた。沿道には老若男女たくさんの人が出ていた。少子化が叫ばれて久しいが、街にたくさんの子供達を見るのは久しぶりである。八幡神社で神事が営まれている間、山車を◯◯医院に止めての休憩となった。帰りに車を運転する相方には申し訳ないが、午前様からたらふくビールをいただいた。
神輿が神社から出てきて、いよいよ我々の出番である。2台の山車を激しくぶつけながら三輪崎漁港までの移動となった。ぶつけられる方の山車に乗っている衆の挑発に怒りをぶつけるかのように、老若男女皆がぶつける方の山車のロープを懸命に引っ張って、ぶつけながらの移動である。翌日、両方の脇腹、両上下肢、普段使わない筋肉が何と痛かったことか。
16日は僕の誕生日でもあったので、山車を三輪崎漁港まで移動させるお手伝いをした我々二人は、ご招待をいただいたご主人にお礼の挨拶をして帰宅の途についた。残念ながら伝統の鯨踊りや獅子舞を観ることは出来なかったが、十二分に祭りを楽しんだ。

昨年は、田辺祭りに関連したイベントに参加し、三輪崎祭りには実際参加できた。遅ればせながらこの年齢になってようやく、先祖から受け継がれてきた伝統文化が身近にあること、今生きている我々が次の世代に伝える責任があることなど、日本人であることを以前よりもさらに意識するようになった。
今年も、どんな人や出来事との出会いがあり、それによってどのように触発されるか楽しみである。

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