コバンザメのような私
2013.03.3 国内
選ばれた人に付いて行く人
ネットから拝借。
会員制ホテルと検索して、トップに出た画像です。
甲斐性もなければ品もない自分は、到底会員にはなれません。
「選ばれた人々のために」「有効な資産活用」「最上のホスピタリティ」をうたったリゾートホテルのパンフレットがクリニックに送りつけられる。こちらは資料請求をしていなければ、推薦もお願いしていない。何よりも、そんなものを購入できる収入や資格もない。クリニックスタッフに「僕は買えんから、どう?」と手渡してそのまま速攻ゴミ箱行きである。世の中景気が悪いとはいえ、同業者にこのリゾートホテルの会員が多いのも事実である。 今回、物見遊山かねがね知人にお願いして、1月4日京都のホテルに家族で行ってみた。ワンボックスカーを借りて、高速道路で京都のインターチェンジまで2時間もかからずに着いたが、高速を降りてから目的地までの10Km程度に1時間も要した。年始の京都の街は、人と車であふれかえっていた。そのホテルでは通常、館内のレストランで食事を取らなければならない。けれども、その日は満員だったらしく、レストランでの食事を免除された。したがって、道中のコンビニでしこたま弁当を買い込んでホテルに向かった。重厚感のある外観に思わずひるんだが、駐車場に車を停めに行ってその落差に驚いた。いわゆる欧州の高級車は少数派で、ほとんどがファミリーカーで、軽自動車も少なくなかった。この時期は、僕と同様オーナーではなく、オーナーの知人が訪れるのだろう。 館内も豪華で格調の高いものであった。しかし、スパ&エステはあるものの、僕が最近取り組んでいるフィットネスがない。4人の子供連れなので、ラウンジでゆっくりくつろぐ訳にはいかず、周辺を散策するには何もなく粉雪も舞っている。何もすることがなかったので、スイート・ルームのような部屋で早々にコンビニ弁当を食べることにした。運転疲れに加えて、血糖とアルコール濃度の上昇で突然睡魔に襲われた。ただ寝るだけなら、8人部屋の船室と何ら変わりなかった。酒を飲んで眠れば、ベッドが大きくてふわふわしているだけで、船室の2段ベッドの方が囲まれ感がちょうどいい塩梅でぐっすり眠れた。 年に1度行くかどうかの家族旅行、医療法人化していない個人クリニックでの利用を考慮すると、あまりにもコストパフォーマンスが悪過ぎる、と考えるのは僕だけだろうか、自身を納得させる理由がどこにも見当たらない。会員権は、時計や車のようにステータスシンボルなのだろうか、これなら納得できる。僕には、ステータスシンボルとしてのホテル会員権は不要である。もちろん買えることが大前提だが。 ロン毛にヨウジの服、時計は鉄腕アトムの描かれたセイコーに車はイヴォーク。傾奇者で、かつ医師会からのはみ出し者である僕の辞書には、「成功の証」「選ばれた人」「ハイセンス」「セレブ」「最上級」「富裕層」、ハイクオリティーを謳う雑誌やホームページによく並ぶ言葉は何処にも見当たらない。これからも、会員権を持った人にお願いして会員制ホテルに泊まらせてもらおうと思っている。 |
好きなアルバムの一つです。 都会でのサクセスストーリーを夢見る少年の物語が、 散りばめられています。 |