二番目の男
このコラムは僕の週間日記であり、子供たちに対する生前遺言でもある。また、自身の雑記、備忘録も兼ねている。そして最近は、一世一代をかけ一台の車を購入する一大事を記録するドキュメントでもある。高額車を購入することに対してやっかみを持たれる方もおそらくいることだろう。このコラムを読んでいただいて否定的な気分を少しでも和らげていただければ、と願うばかりである。
NSXの納車は県下で二番目の予定だ。試しに、二番目と検索したところ、英語・英訳の次に何と、男性が本気になれない“二番目の女”5つの特徴、と出てきた。「詮索してこない」「尽くしすぎる」「フットワークが軽い」「寂しがりや」「個性がない」、この五つだそうだ。「女性に限ったことではなく男性にも言えることだ。」と思いながらも、二番煎じ、二の舞い、二匹目のドジョウ等の言葉があるように、どうも二番目の印象は良くないようだ。けれども今回の一件では、「二番目の男で本当に良かった。」、つくづくそう思えた。
(1)一番目の男に出会えた
「一番目の方はどんな人だろう?」興味があった。世間は広いようで案外狭いものだ。レクサスの担当者に、NSXとレクサスLCで迷っていることを前から伝えていた。ひょんなことから一番目の方に繋がった。その方は以前レクサスに乗っていて、担当者が同じだったのだ。レクサスの担当者を介して交流したい旨伝えたところ、快諾いただき会いに行った。NSXの試乗会で出会った方々のイメージを持って伺ったが、いい意味で期待は裏切られた。御年は僕の親世代で、細身に中背、非常に失礼だが一見義父のような普通のおじさんであった。
(2)二番煎じに徹することが出来る
レクサス担当者に以前から「お客さんに車に非常に精通している人がいて、現在は日産GT-Rに乗っていて相当チューンしているようです。」と何度か聞かされていた伝説の方だったのだ。NSXも650馬力を目指して計画しているとのこと。住む地域、年齢、職業が全く異なるので張り合わなくて済む。何も考えることはない、師匠と仰ぎ付いていくだけでいい、こんな楽なことはない。申し訳ないが、ことNSXに限っては先生になってもらえそうだ。
(3)じっくり選択することができた。
今年上半期に納車される方のほとんどは、実車を見て選択出来なかったはずだ。内外装の色見本はあるがボリューム感が全く分からない。当初、外装黒、内装赤と決めていたが、写真やyou tubeを見る度に迷った。オプションも目の玉が飛び出るくらい高く、エンジンカバーだけで40万円もする。おいそれとは選択できない。大阪梅田、東京青山本社に出向き実車をみたが、もう一つピンとこない。何度も何度でもホームページのコンフィギュレーターを試してみた。色の異なるミニカーやモデルカーを何台も購入してみた。最終的には、二月十八日の神戸ベイシェラトンでの試乗会が決め手になった。内外装、オプションの異なる四台を実際に見て決めることが出来た。自分らしいチョイスが出来たと得心している。
秋頃納車予定らしいが、納車された方のブログを見ると逐一情報は来ないようだ、さてどうなることか。楽しみよりも、どうお金の工面をするか、今から胃が痛い。誰か、優しい胃腸科の先生を紹介してください。