レクサス雑感 パート2
レクサスとの出会い
レクサスに買い替える前はアルフォロメオの156に乗っていた。その前はゴルフIIIのカブリオで、就職して以降欧州車ばかりを選択していた。アルファに5年以上乗った頃、マイナートラブルが続出してそろそろ買い替えを考えていた。もちろん候補は欧州車でアルファ159が最有力候補であったが、購入を検討していた頃にはまだセミオートマティックが導入されていなかった。
その時期たまたま用事で和歌山市に行くことがあり、何気なく物見遊山で、というかほとんど冷やかし目的でレクサスディーラーに立ち寄った。車のネット上の掲示板でよく書かれているように、その当時の私のレクサスに対する印象といえば「プレミアムブランドとはうたっているものの、結局所詮トヨタでしょ」という程度で、決して好意的なものではなく、むしろ相当批判的であったように思う。なので、ISを初めて見た時も「まー、いいかな」程度で、試乗させてもらっても「今のアルファよりいいかな」程度で、「所詮アルテッツアでしょ」という見下した素っ気ない印象であった。それがいつからか、テレビコマーシャルを見るたびにISが気になりだした。気になる一方、今まで欧州車、中でも少し通好みのする車を選んで来た自分が日本車を選択?という根拠のない無意味なプライドが、その気持ちとせめぎあった。ある時ふと「日本車もありなのでは」との神のお告げが私に降りて来た。その途端ISにオーラが発せられるようになった。特にデザインは秀逸である。見れば見るほど発見のある見飽きないデザインは、日本人だけが持ち得る美意識に基づいているような気がする。アルファ159のセレスピードの発売を待たずにすぐさま購入した。全く後悔はしていない。
昨年末台湾に行った。かの地では欧州車、日本車、アメリカ車等たくさんの国の車が走っていた。海外で見る日本車は、自国で見るよりも数段輝いていた。中でもレクサスは、贔屓眼ではなく高級欧州車と伍していたか、それ以上だった。高級ホテルの玄関前にベンツと並んで停められていたLSにはっとし、遠くの交差点で信号待ちしているISをすぐさま見つけ、駆け抜けて行ったGSを何度も振り向いた。惜しむらくは、ES(日本未発売)がインパクトに欠けていたことだった。