院長のコラム

いざ、スガラボ・ヴィー(番外編)

ネットから拝借

ルイヴィトン内にある招待制のフレンチと聞いて、楽しみと期待が二割、残りは正直なところ戦々恐々だった。会員制のレストランなのでホームページがない。そもそも料理の値段が分からない。食べログによると、予算分布は三万代から七万円後半と幅が広い。紹介してくれた方によると、コースの値段は三万円以上、その時の食材によって上限は分からないとのこと。それだけでは済まない、一緒にアルコールも飲む。「ワインにかける料金はコース料金と同等くらいが目安」なんて何処かのマニュアル本で聞きかじった知識があったため、「たった一晩で一人最低でも七万円かあ、」ため息しか出てこなかった。夕食に一万円が精一杯の男が七万円、自分の手をじっと見た。誘った友人にも申し訳なさを感じた。

とはいえ、お金のことを気にしながら外食するなんて愚の骨頂である。思案した挙げ句、思い切ってレストランに問い合わせてみた。一週間前に予約確認のため連絡を入れてくれた先に電話をした。言い訳がましい弁明に終始した。「スガラボさんのような店は初めてなんですよ。料理はいいとして、合わせるお酒をどうしていいのか分からないんです。初めてなので、ペアリングは極力コスパのいいお酒でまとめてくれませんか?」と僕。「それではペアリングになりませんよ。あまり気にせず来店してから頼んでもらって構いませんよ。」とスタッフ。「ところでペアリングの目安(価格)ってあるんですか?」とさらにしつこく迫る俺。スタッフがたった一言、「一万二千円です。」。三万を見越していたので、「案外リーゾナブルやん。」胸をなでおろした。もはや、金銭感覚が全く麻痺している。料理に一万出さないと明言していた男が、アルコールだけで一万を出すことに安堵しているのだ。

ところで、僕はルイヴィトンファンでもマニアでもない。何度か店を訪れたことはあるけれども、声をかけてもらえた試しがない。なので、マスターズコレクションを購入して以降、スマートに対応してくれた店長さんから、店長退職後は彼が勧めてくれたスタッフを介して小物類や小品を購入するようにしている。お得意様ではないけれども、四季折々に連絡しているからか懇切丁寧に対応してくれる。彼女に思い切り聞いてみた。「今回スガラボヴィーに行けることになったんだけれども、そんなに顧客でもないのに何か基準があるのですか?」と僕。「誰でも行ける訳ではないようですよ。基準はよく分かりませんが、私のお客さんでは長嶋さんだけです。」との返答だった。

最近、意識するようになった言葉がある。「一点集中突破」である。顧客ではないけれども、同じ店舗で担当者と呼べるスタッフから継続して購入して来たことが今回のチャンスにつながったような気がしている。ロレックスのデイトナ、エルメスのバーキンと言えば入手困難な商品の筆頭である。興味があって購入記を見ているが、やはり大事なのは一点集中突破である。先ずは、お店のスタッフに顔と名前を覚えてもらう。次に、可能ならデイトナ・バーキン以外の商品を購入する。その後は、馴染みになったスタッフを時々訪れる。お金も時間もかかるが、確率としてはマラソンランナーよりも遥かに購入率が高いようだ。話が随分それた、いよいよ本題の料理である。(つづく)

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