院長のコラム

自分らしい健康法

このコラムでは、極力医療のことは書かないようにしている。詳しく書こうとすると、どうしても専門的になって素人には読み難い。かと言って分かりやすくすると、専門家から「そんなん、当たり前のことやん。書くまでもないで。」と指摘されそうで覚束ない。医療について書くことのさじ加減が分からず避けてきたきらいがある。

お金は貯金すれば貯まる、使えば無くなる。自明の理である。誰もがやりくりしながら日常生活を送っている。これは健康にも当てはまることだと僕は思っている。食事や運動に留意すれば健康で長く生きられる。気を使わなければ寿命は縮まる。医学の難しいところはこの点で、お金は頑張った分貯金として残るが、努力して痩せすぎると逆に長生きできない。結局、「何事も中庸が大事」、養生訓に落ち着いてしまう。それを実践している人が健康勝者になれるのだ。健康志向が高まった現在、ネットを調べれば溢れんばかりの情報が提供されているにも関わらず、そんな人は案外いない。居酒屋に行けば、「あんたぁ〜、大丈夫かぁ?」(江頭2:50の口調で)内心叫び続けている。スポーツクラブに行けば、「あんたぁ〜、今頃遅くない?」(江頭2:50の口調で)、内心、老若男女に問いかけている。さて、その道のプロである医師はどうだろうか。同業者の会合に出席しては、「えっ、この人医者なんや。」驚嘆とため息が漏れることが多々ある。「医者でも無理なんやから、一般人には無理や!」、僕の率直な感想である。ちなみに、「えっ、この人医者なんや。」僕は十人中二割程度に感じているけれども、その場に参加している人の十中八九が僕のことを「えっ、この人医者か?」落胆した様な顔を見せていることは付け加えておく。

では、「健康的な生活って何?」となる。誰もが理解していることだが、健康に大事なのは食事と運動である。なのに、かつての自分も含めてそれが出来ないものなのだ。自身を省みて思うのは、健康を自分のこととして認識していないこと、そして情報洪水に溺れて知ったふうになっていることなのだ。何事もアクションを起こさなければ何も変わらない。人それぞれ趣味嗜好、生活リズムは千差万別なので、自分の生活に適合する仕方を見つけさえすればいい。僕が実践している「平日一日一食生活」は、医学的には偏向的である。けれども、自分のバイオリズムには最適である。僕は決して賢人ではない。休息日には食っちゃ寝の堕落した生活を送っている。「平日一日一食生活」は、職業人として立ち振る舞うために大切な自分の最良の方法で、至適体重を維持するためのベストな食事療法なのだ。医学的には正しくないかもしれない。しかし、現時点では、血液検査・腹部超音波検査・内視鏡検査上、全く問題ない。とは言え、押し付ける気は毛頭ない。自分らしくするのは生き方だけではなく、健康法も同様だと思う。

ところで、僕が日頃気を付けていることを列挙してみる。タバコを吸わない、塩分はほどほど。適正体重を維持する、そのためには、食べ過ぎた次の日は食事量を抑える、肉が多かった翌日は野菜を中心にする。夕食は一時間以上かけて食べる。食べて直ぐに横にならない。少なくとも寝る二時間前には食べない。何も難しいことしていない。至極当然のオンパレードに過ぎない。それと、適度に運動することである。

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