院長のコラム

2021お盆

「今年の夏は暑い、恵みの雨を!」なんて言ってたら、お盆中は梅雨真っ只中のような天気が続いた。しかも、コロナの新規感染者はかつてないほどの勢いで増えている。長男は今年大学の最終学年であり、家族旅行ができる最後の機会だった。災害級の大雨と感染症の蔓延、それに子供達の都合もあり、今年の夏は旅行を断念することにした。夏季休暇を終えたが、旅行はもちろん、川遊びも出来なかったためか、夏を過ごしたという実感がわかないでいる。

寛ぐはずの夏季休暇前、開業来初めての出来事がクリニックで起こった。詳細は書けないが、その検証や対応、休み明けの体制をどうするか、トップとしての判断を早急に求められた。疑心暗鬼になる一方、スタッフの前では泰然自若としていなければならない。正しい選択だったかどうか分からない、辛いけれども最良の選択を自分ではしたつもりだ。「男はつらいよ」、精神的に追い詰められた今年のお盆だった。

昨年夏、大学の同級生を山口県に訪ねた。「もう1年経ったんですね。」とLINEを送ったところ、その時のことを思い出してと、ご馳走になった焼肉屋の肉を送ってくれた。とは言え、臭いと煙のため我が家で焼き肉は厳禁だった。時を同じく妻がyou tubeで、自宅で焼き肉の動画を見ていたらしく、ケーズデンキで評判が良くコスパのいい焼き肉グリルを購入することになった。この夏、初めて我が家のテーブルで焼き肉を囲むことになった。さすがに無煙とまでは行かなかったが、想像以上に煙は立たず油はねもほとんどなかった。多少の臭いは残ったが、翌日にはすっかり消えていた。たくさんの肉を頂いていたので、お盆中二度も焼き肉パーティを行った。今年は、自宅で焼き肉を初体験したお盆になった。

確か、僕が医大の6年生の夏だったと思う。父に兄弟二人で香港旅行に連れて行ってもらった。その際、卒業式用にとスーツを買ってもらった。忘れもしない、ジョルジオ・アルマーニのダブルのブラウンスーツである。卒業式の記憶は全く残ってないが、アルマーニのダブルスーツの印象は鮮明に覚えている。あれから三十年、今度は僕が長男に施す番だ。8月14日土曜日、降りしきる雨の中、大阪に車を走らせることにした。親の影響だろう、我が家の子供はありきたりのスーツは選ばない。ヨウジヤマモトを希望したが、背の高くない長男にはオーバーサイズ気味で公式の場で着るにはそぐわなかった。それではとレディースのヨウジも見てみたが、やはり女性ものである。ボディラインがフェミニンである。「まだ期間があるし、もう少し冬物が揃った頃にしようか。」と諦めかけていたところ、Y-3の隣にあるコムデギャルソンに目が行った。息子に試着を勧めたところ、サイズ感はジャスト、さすがギャルソンであるデザイン性も一癖も二癖もある。さんざん着倒してお気に入りのセットアップに仕上がった。ある意味、亡き父に恩返しが出来たお盆になった。

旅行には行けず、連日の大雨で閉じ籠もるほかなかった今年のお盆休みだったが、印象深い休みになった。「夏は、やっぱり夏らしいのがいい。」なんて、勝手なことをまた思っている。

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