院長のコラム

あなたとトゥラッタッタ♪


毎日欠かさず見ていたNHKの朝ドラ「半分青い」が終わった。ロスに陥るかと思いきや、現在放映されている「まんぷく」に、それこそ満腹状態である。日清食品の創業者安藤百福さんと妻仁子(まさこ)さんをモデルにしたドラマである。オリジナル脚本である「半分青い」と違って、多少のわくわくどきどきが有ってもストーリー展開が読める安心感がある。何よりもキャスティングが頼もしい。ヒロインは将来の樹木希林と目される安藤サクラ、ヒロインの夫は僕が最も好きな男優の一人である長谷川博己、脇役も役と俳優が絶妙にマッチし演じていることを感じさせない。昨日、NHKのど自慢チャンピオン大会2019に桐谷健太さんがゲストに出ていた。司会の小田切さんからコメントを求められるのだが、まんぷくでの世良勝夫とだぶってしまい、コメントに心がなく胡散臭く聞こえたのは僕だけではないはずだ。

「まんぷく」と「半分青い」、二つのドラマを対比して見ると興味深い点が多々ある。先ず、夫婦の在り方が昭和と平成では随分異なることを感じた。「まんぷく」では、自分の夢を叶えようと奮闘する夫を、生活面はもちろん金銭的・精神的にどこまでも支えて行く妻が描かれている。片や「半分青い」では、何となくフィーリングで結婚、自分の夢を叶えるために妻子との離婚を選択する夫。最後の最後に、幼い時から心の支えになってくれた幼馴染と結ばれるヒロイン。僕が小学校の頃、いわゆる母子家庭はクラスに一人か二人程度だった。それが、息子が小学校の時には何と半分がそうなのだ。事の善悪を語るつもりは毛頭ない。昭和と平成では、劇的に価値観が変わっている。

次に、「まんぷく」と「半分青い」、対比して面白いのは脚本の妙である。「まんぷく」は事実に基づいた脚本に、堂々たるベテラン勢を配したキャスティング。観ていて安心できる。方や「半分青い」は、オリジナル脚本に主人公も含めてキャラの立つ登場人物の数々。次の展開が全く読めない。番組の評価を見ていても、「まんぷく」は総じて好意的なものが多く、片や「半分青い」は賛否両論、むしろ否の方が多かった。安定の「まんぷく」不安定な「半分青い」と映るかもしれない。けれども僕は、「半分青い」の世界観が好きだ。ハラハラドキドキの展開、主人公を含めたすべての登場人物の何気ない台詞が、何度も胸に突き刺さった。特に、豊川悦司さん演じる秋風羽織先生の言葉には何度も感銘を受け、時には涙が出そうになった。好き嫌いあるかもしれないが、どちらの作品も脚本が秀逸なのだと思う。

NHK朝ドラは、家の妻のような比較的年齢層の高い主婦が見るものという固定観念があった。けれども、見始めたら自分の考えが偏見であったことを理解した。さすがに放送時間に見ることは出来ないが、毎夕食後、夜のニュースを見終えてから録画していたものを観ている。毎日の生活にリズムが出来、しかも彩りまで添えてくれる。恐るべし、朝ドラ。「まんぷく」は佳境に入り、残り一ヶ月を切った。寂しいと思う半面、次回は記念すべき朝ドラ百作目である。次回の「なつぞら」も、きっと面白いドラマになることを今から期待している。

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