院長のコラム

アマンダリ

2014.09.28

アマン二日目

アマン間はホテルのスタッフが送迎してくれる。内陸にあるウブドに向け十二時過ぎにキラを出発した。初日の海岸線と異なり、車窓には背の高い樹木が鬱蒼と生える熱帯地方特有の風景が延々と続いた。道も、十分に舗装されているとは言えない片道一車線を、バイクや大型トラックをすり抜けながらのスリルある移動になった。一時間半経った頃風景は一変、市街地と思しき地域に車やバイク、人までもが溢れかえっていた。ガムラン音楽にバリ舞踊、そしてバリ絵画、芸術の村で知られるウブドに到着したことを眼前の光景から知らされた。キラと同様、突然、凸凹の狭い脇道に入ったかと思えば一旦停止、車のセキュリティチェックである。

夕刻に到着した昨日と異なり、昼下がりにアマンダリに到着した。アマンのチェックアウト時刻が12時であることはスタッフに聞いて知っていたが、チェックインの時刻は未だに知らない。とにかく到着した時間に部屋に案内されるのだ。
当てのない旅行である、先ずはプールでのんびり、気が向けば泳いで泳ぎ疲れたらプールサイドでビンタンビールを飲んで、のらりくらり過ごした。
泳いだ後は、ウブドの繁華街巡りである。東京で言えば表参道から御幸通りみたいなところだろうか、車の往来が激しい道路の歩道からは人がはみ出していた。人混みに紛れて散策したが購買意欲は全くわかず、ホテルスタッフと待ち合わせた場所に時間通りに着いた。

リゾート地の夜は遅い。十九時にプールそばのレストランに行ったが誰もいない、ガムランの音が悲しげに響いていた。ホテルのマネージャーが我々のテーブルに挨拶しに来てくれたので、冗談のつもりで「今日はとても忙しそうですね。」と片言の英語で話しかけたら、「そうなんですよ、今日はスタッフ一同大忙しです。ゲストは、観光やアクティビティ、スパ等に行っていて、これからレストランも忙しくなりますよ。」とのことだった。その夜は、昨日の教訓をいかして英語で書かれたメニューをじっくり吟味したお陰で、定型的なコースをビンタンビールと美味しいワインで食すことが出来た。
ダリの夜は、静寂を不意に乱す鳥の鳴き声が心地良かった。というか、あちこちでたくさんの種類の鳥が泣き叫んでいるので気にする間もなく寝入った。その夜も夢見ること無く熟睡出来た。

アマンは、三日間滞在すればアクティビティを無料で選択できるそうだ。数あるアクティビティから、ウブドのライスフィールドを早朝にウオーキングするコースを選んだ。現地スタッフ同行のもと早朝から、広大に開墾された田畑を1時間ほどかけて歩いた。コーヒーが好きか聞かれたので良く飲むと答えたところ、コーヒー工房のようなところを案内された。そこでかの有名なルアックコーヒーを初めて経験した。ほかのコーヒーは無料で試飲させてくれたが、ジャコウネコの糞から採れるルアックコーヒーだけはミニカップで五百円と有料だった。味の方は高価かつ希少という先入観がなければ、通常のバリコーヒーの方が自分には合っていた。おみやげに多めに購入しようとしたが、200gで約6800円にはびっくり、自分用に購入するのが精一杯だった。日本に帰って調べたら、1杯七、八千円すると聞いてまたまたびっくりした。
朝食は、アマンダリの反対斜面に位置する東屋で、昨日夜注文していたピクニックセットだった。初日のようなゲロ料理を食べるような間違いはなかった。
ホテルに帰ってホテルの写真を名残惜しさとともに撮り切った。いよいよ最終地のアマヌサである。

長嶋雄一クリニックお問い合わせ

診療科目(内科・消化器科・胃腸科)
診察週

月・火

木・金
奇数週
(第1・3・5週)
8:00 ~ 16:00 8:00 ~ 16:00 8:00 ~ 15:00
偶数週
(第2・4週)
8:00 ~ 12:00
休診日︓第1・3・5週水曜日、第2・4週土曜日/ 祝・日曜日