院長のコラム

クルマが来ない。

3年残価設定で乗ったランボルギーニ・ウルスの乗り換えにレクサスLXを検討していた。昨年11月25日、先行予約初日に注文書を作成したが、あれから8ヶ月待てども暮せども連絡が来ない。レクサスに何台も乗り継いできたがこんなことは初めてである。ネットやyou tube情報を見ても納車された方はごくわずかで、トヨタが毎月公表している生産計画や工場の稼働を確認してもさもありなん、予定稼働停止日がどんどん上積みされている。レクサスLXとランドクルーザー300を生産しているトヨタ車体吉原工場の8月の稼働日は、お盆月ということもあり10日しかない。ちなみに、今年2月、法人車の乗り換えでレクサスNX350を発注した。一番人気のハイブリッドモデル350Hはその時点で1年以上待ちの受注停止。ガソリンモデルのNX350は6〜9ヶ月の納車見込みだったが、発注直後に受注停止となり、しかも納期は来年以降未定との連絡を受けた。とにかくクルマが来ない。

今年3月、ランドローバー・ディフェンダー110の特別仕様車が発表された。以前お世話になったことのあるディーラーに連絡してみた。通常モデルなら1年程度の納期見込みが、期間限定受注により夏から秋口にかけて納車可能とのこと。全く納期の読めないレクサスLXをキャンセルしてディフェンダー限定車を購入するか、相当迷った。レクサスの担当者に問い合わせたら、年内に納車される可能性はゼロではないとの返事。納期未定のレクサスLXと納期が見込めるディフェンダー110、どちらに乗りたいか(愛しているか)基本に立ち返って熟考した。下した結果は、「私待つわ いつまでも待つわ たとえあなた(レクサスLX)がふりむいてくれてなくても」だった。格段のリセールの良さも決断を後押しした。

しかし、待てないのはファミリーカーである。フェラーリ・ローマとホンダS660では家族で買い物に行けない。レクサスLXが納車されるまので期間、どうするか思案した。レンタカーも検討したが、自分の希望するものは月に十数万かかる。レクサス担当者に相談したところ、中古車を6年の分割払いで購入すれば月々の支払いを抑えられる。しかし、リセールが悪ければ更に追い金が生じる可能性があるため、程度の良い人気車ということで白のハリアーZ `Leather Package’を勧められ購入することにした。「今までのクルマと較べたら、スピード出ませんよ。」と苦笑されたが、何と何と思いの外いいクルマである。内外装のデザインの良さはもちろん、質感も十二分にいい。何よりも、日常生活での取り回しがいい。危惧されたエンジンも案外キビキビと走る。視野に入ることの全くなかったハリアーだが、思いがけずその人気を実感することになった。

起業して以降、車検を見据えて、もっと言えば車検前にクルマの買い替えをしてきた。リセールがいいため効率よく乗り換えることが出来るからだ。けれども、コロナ禍による半導体不足とロックダウンによるサプライチェーン問題。それに加えて、ロシアのウクライナ侵攻による資源高。クルマの納期はしばらく流動的で、コロナ禍前のような供給体制に戻るには更に時間がかかることが予測される。「今後は、クルマを購入した直後から次車を検討しなければならない。」と買い替えペースの早い僕は考えている。その観点で、この3月、当時2〜3年待ちと言われたランドクルーザー300の注文書も交わした。ランドクルーザーも、今や納期4〜5年で、6月末でとうとう受注停止になってしまった。「迷うなら動く!」、こんな時代に大切な言葉である。

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