院長のコラム

クロップドパンツ

掟破り

靴下は、基本的にMUJIのものを使用。
スニーカーソックスも絶品です。

c7101

 ヨウジ教に入信したら、迷いは吹っ切れた。お布施を払い、最新のヨウジコレクションの中から自分の気に入った品物を選択するだけでいい。ただし、その哲学的で詩的な衣服は、他のブランドを相容れない強さを持っているため、今まで揃えたブランドを泣く泣く他人に譲るか、処分しなければならなかった。
購入し始めた当時は自分の中に暗黙の了解があり、上下はオールブラック、インナーは黒のカットソーか白いシャツと決めていた。買い始めた頃は、さすがに終日ヨウジという訳にいかず、自宅では手持ちのトレーナーにイタリアンジーンズであった。お出かけ着と自宅着の落差が、本当の自分と偽りの自分のような気がして、くつろぐはずの自宅で過ごす部屋着が嫌だった。とはいえ、当時のヨウジには、デニムパンツはあってもジーンズと呼ばれるものがなかった。ヨウジオムが考える「男の哲学」に、カジュアルなジーンズは御法度、なのだと自分なりに理解していた。

けれども、その後、ジーンズがメインアイテムとなるコレクションが続いた。「それはないでしょ、今まで何(なん)やってん(関西弁)。」と思いつつも、共産主義社会に民主化の波が訪れたかのように自分の中の掟が開放され、ヨウジのボリューム感ある上着に最適なバランスのジーンズを何本も購入した。その後も、アディダスとのコラボスニーカー、シルバーアクセサリー、ファム(女性)の要素の導入と、このブランドの信念と思われていた事象が次々にうち破られて行った。

自分の中の掟も打ち破られて行く中で、これだけは絶対に守らねば、という掟が二つあった。一つはスニーカーソックス、もう一つはすね毛の見えるパンツである。
スニーカーソックスは、足首が見えるためか、どうしてもカジュアルに映るし間抜けである。関連して思い出すのが、素足に靴の石田純一氏である。テレビを見る限りの氏の印象は、女性にだらしない優男(やさおとこ)、不倫評論家といった生温いもので、どう見ても男らしく見えない。そもそも、女性のそれとは違って、男の足首に萌える女性はいるのだろうか。
すね毛の見えるパンツは、短パンしかり、バミューダパンツしかり、七分丈パンツしかり(最近、メンズでもクロップドパンツと言うことを理解)、すね毛ボウボウの豚足を世間に曝している、その事に対して羞恥心を持たない厚顔無恥をも曝している、ような感覚が自分の中にあった。

が、しかし、大飯原発の再稼働が政府決定したとはいえ、節電に取り組まなければならないことに変わりない。身近に出来る大きな節電と言えば、極力エアコンを使わないことであろう。先ずは、以前から息子達の格好で気になっていたスニーカーソックスを試してみた。いやー、物は試しと言う言葉があるように、足首に空気が触れるこの感覚の何て素晴らしいことか。ここまで来れば、ついでにクロップドパンツも試してみた。俺は感動した!!!としか言いようがなかった。こんな快適な衣類を、なぜ長い間拒んで来たのだろうか、直ぐさま2本目を購入した。
自らの囚われた価値観で、自分の世界を偏狭にしていたことがよく分かった。この梅雨は例年になく快適に過ごせている。

ネットから拝借。
ワコマリアのクロップドパンツ。
ポリエステルと綿の混紡素材が生み出す絶妙な風合いが最高です。

c7101_2

長嶋雄一クリニックお問い合わせ

診療科目(内科・消化器科・胃腸科)
診察週

月・火

木・金
奇数週
(第1・3・5週)
8:00 ~ 16:00 8:00 ~ 16:00 8:00 ~ 15:00
偶数週
(第2・4週)
8:00 ~ 12:00
休診日︓第1・3・5週水曜日、第2・4週土曜日/ 祝・日曜日