院長のコラム

テスラモデルS 

崩れなかった価値観

「固定観念に縛られるな、先入観を捨てよ。」をモットーにしているとまでは言えないが、自分自身に常に言い聞かせるようにしている。

柔軟な思考は、クリニックの運営・経営上おおいに役立っている。開院当初、如何に患者さんに来てもらうか、試行錯誤、暗中模索を繰り返した。今だから笑って話せることだが、一時期はシミ取りのレーザー治療の導入も考えたほどだ。患者さんの要望や希望に沿う努力を重ねたお陰で、今年度の内視鏡検査件数は三千件を越えようとしている。
大きな病院はもちろんのこと、ほとんどの診療所では、内視鏡検査割り当て時間を決め検査人数を制限している。したがって、1ヶ月の予約待ちはざらである。一方当院は、随時検査を行い人数制限もしていないので、今日できる検査は必ずその日に終わるよう努めている。「ご飯を食べなければ、直ぐに(内視鏡)検査をしてくれる。」との口コミが広がっているようで、多い時には胃と大腸検査を合わせて20人行うこともある。全く休憩も取れず終日内視鏡検査に追われることもあるが、内視鏡検査が真に好きなのだろう、いっこうに苦にならない。クリニックのスタイルを患者さんに押し付けるのではなく、患者さん本位に柔軟に対応してきたことが現在の検査件数に反映されていると感じている。

全く話は変わるが、先日友人に、アメリカの電気自動車会社テスラ社のモデルSに試乗させてもらった。アストンマーチンに似た概観は、アメリカ社らしくなく品があって好印象だった。乗り込んでみてびっくり、インパネに大きなi-Padのようなものが取り付けられていてスイッチ類がほとんどないのだ。ナビはもちろん、音楽やエアコンの操作はタッチパッドで行うように出来ている。インパネの斬新さに較べて、ハンドル周りの計器類がプラスチッキーで価格不相応に感じた。運転もさせてもらった。当たり前だが、電気自動車なのでエンジン音はなく、アクセルの踏力に応じて非常に滑らかかつ軽快に車が走って行く。回生エネルギーを得るためだそうだが、アクセルがやや重くペダルから足を離した時の抵抗感に違和感を覚えた。
友人が当方のレンジローバースポーツに乗りたいと言うので運転してもらった。助手席に座って直様気になった。テスラとは異なり、エンジン始動時、アクセルを踏み込んだ時、アイドリングストップ終了時、終始エンジン音が気になるのだ。今まであまり気にしなかったが、エンジンの振動も結構あることに気付いた。

これからの自動車は、電気自動車や燃料電池車に代わって行くことは頭の中で理解している。けれども、今回テスラに試乗をしてみて電気自動車への食指は全く動かなかった。帰宅の途、エンジンの音や振動が妙に心地よく僕の体に染み付いていることを感じた。「固定観念に縛られるな、先入観を捨てよ。」、こと車においては超保守的なようだ。
今回のこのような機会を与えてくれた友人に感謝をするとともに、いつも柔軟な発想で物事に取り組む彼に改めて敬意を表したい。

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