院長のコラム

ディランに会いに(ディランと言えばみうらじゅん)

ボブ・ディランと言えば、僕が敬愛して止まないミュージシャンやファッションデザイナーが影響を受け触発されたアメリカのミュージシャン。毎年、毎年ノーベル文学賞の有力候補として取り上げられる村上春樹氏が、ノーベル賞の登竜門といわれる「フランツ・カフカ賞」を受賞してから10年の節目の年になる2016年、今年こそはと期待が高まる中でノーベル賞を受賞したのがボブ・ディラン。「ボブ・ディランは文学者なのか?」論争が沸き起こるとともに、スウェーデン・アカデミーの発表から数週間経っても本人と連絡が取れず、ノーベル賞を辞退するのではと話題になった。ノーベル賞授賞式には欠席したものの、最終的には発表から5ヶ月後にメダルと賞状を受け取ったようだ。

僕がリスペクトする人々がリスペクトする人は、師匠の師匠ということで大師匠になる。とは言え、生まれた場所が違えば、もちろん言語も異なる。ましてや、世代も異なれば時代背景も全く異なる。一般知識として知っておくべきとベストアルバムを購入したのが20年ほど前。したがって、僕が知っているディランの楽曲と言えばこれがすべて。しかも、そのアルバムを頻回に聞いた印象はなく、残念ながらディランにシンパシーを抱くことはなかった。むしろ、ボブ・ディランのイメージと言うと真っ先に浮かぶのが「みうらじゅん」。みうらさんがディラン愛を語れば語るほどシニカルに聞こえ、ディランのパブリックイメージからどんどん遠ざかっていくように感じるのは僕だけだろうか。そんな男に今春、突如としてチケットぴあから「ボブ・ディラン来日!」の案内が届いた。御年80を超えたディランが来日する機会はこれが最後かもしれない。ノーベル文学賞受賞者の肉声なんてそうそう聞けるものではない。きっと話のネタ、酒の肴になるに違いない。チケット購入をトライしてみた。

4月6から8日、すなわち木から土曜日、大阪フェスティバルホールの大阪公演、仕事を考慮すれば選択の余地などない。最も高価なグッズ付きGOLDチケットは一人51000円、次が36000、26000、21000円の順。高いは高いけれども、伝説のミュージシャンをアメリカに行って聴くことを考えれば格安価格、冷やかし半分、GOLDチケット席を2席応募してみた。考えることは皆同じようで案の定撃沈。興味半分なので、意気消沈することはなかった。しかし、落選発表の知らせが届いてしばらくして再度案内が届いた。「本当にまだ取れるの?」半信半疑で4月8日(土)S席2席をネットでポチッとしてみた。トントン拍子に画面が進んで行って、何と2階3列目の席をゲットできた。知人達との会話で「ボブ・ディランのライブに行けるんよ。」と理由とともに話したら、「ボブ・ディランってまだ生きているんですか?」、「エッ、ノーベル文学賞を取ったんですか?」の返答がほとんど。一般的にはその程度の認知度かもしれない。(つづく)

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