院長のコラム

三月十八日祝賀会

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三月一日付で医療法人伸阿会の理事長に就任することになった。院長と理事長、肩書はもちろん響きも後者の方が耳に心地いい。これから理事長と呼ばれることを期待していたが、国有地売却問題で今世間を騒がせている理事長の件があり、今は微妙な心境だ。

開院十周年という区切り、医療法人化という新たな門出をどのように祝うか、今年になってずっと思案していた。身内だけで簡素に済まそうとも考えたが、熟考の末思い直した。日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを伝えなければならない。その方々に新たなスタートラインに立つことを報告したい。十年前の開院時にも盛大なパーティーを開催し、多くの方に列席いただいた。その後の経過や結果を報告する義務があるとも感じた。祝賀会を盛大にすることを決意した時には、もう二月になっていた。あいにく式場が空いている日が限られたため、失礼なことを承知の上で、三連休の初日、お彼岸の時期ではあったが、三月十八日の土曜日午後に開催することにした。

理事長という立場になったが、することは何も変わらない。招待者と司会者の選定を皮切りに、料理内容と飲むお酒の決定、テーブルの配置、当日のタイムスケジュール等々、何もかも自分でしなければならない。イベントのプロモーターであり、プロデューサー、マネージャー、プレーヤー兼皆をまとめるキャプテンと、まさに自作自演の祝賀会の様相を呈した。これらに加えて、この十年を振り返るプレゼンの準備、スライド作成もしなければならなかった。これが一苦労で、二十分程度でも四十枚ほどのスライドを作らなければならない。この十年間が一目で解るようデータを集めなければならないし、それをグラフ化しなければならない。飽きさせないよう写真も集めてこなければならない。スライドの準備に一週間以上かかった。

開催一週間前、司会をお願いしたアカシ君こと松原君、キヨちゃんこと山下さんと打ち合わせた。来賓による祝辞と乾杯、それに僕のプレゼン、クライマックスにギターの師匠であるアロエルートのライブで会の進行を考えていた。僕には、式中盤でのプレゼン、式最後の謝辞という役割があったので、主催者があまり前面に出過ぎるのはどうかと考え、開会の挨拶は二人に任せるつもりだった。場数をたくさん踏んで来た二人である。最初に、会の趣旨説明も院長自らするよう促された。その他にも、会を盛り上げるべく多数の意見をいただけた。式三日前には、呉服店店長とも食事をした。創業七十周年の盛大な会を企画した人である。経験した者にしか分からない貴重なアドバイスをいただいた。タイムテーブルが完成したのは、祝賀会前日であった。最後まで頭を悩ませたのが席の配置であった。あちらを立てればこちらが立たず、細心の注意を払いながらギリギリまで検討した。

 

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