院長のコラム

人の振り見て我が振り直せ

2014.07.6

偉い(と思われている)人から学んだこと

号泣&わめき会見、笑撃の会見、メルトダウン会見、猟奇的会見、フルスロットル謝罪、自作自演ワンマンショウ会見、逆ギレ戦法などなど、疑惑の兵庫県議は今や時の人である。当然ながら県議の仕事は議会出席だから議会中の出張は困難である。と考えれば、年間195回の日帰り出張は、会期以外ほぼ毎日出張に行っている計算になる。素人考えでも無理があるのに、収支報告書に領収書や活動内容が記載されていないとなれば限りなく黒に近い疑惑をもたれるのは当然である。通常なら釈明・弁明に終始し針のむしろ状態になるところだが、彼は奇襲・奇策に打って出た。説明責任を放棄して、わめいて叫んで号泣して質問する機会を妨げるばかりか、聞いてもいない自分の政治理念をぶちまける次第である。「キャラ立ち」という言葉があるが、前代未聞の彼のパフォーマンスに世間は唖然とした。まるで、問い詰められて返答に困った駄々っ子がそこにいた。

一方、嘘をついた場合の典型的パターンをとったのが都議会で女性議員に「早く結婚すればいい」と野次を飛ばした議員である。配慮に欠けた発言とは思うが、「子供を産めないのか」とは言っていないようで、「早く結婚すればいい」だけなら男女どちらにも言えることで女性蔑視には当たらない。問題なのは、当初「自分はヤジを言っていない」と大見得を切ったにも関わらず、一転謝罪せざるを得ない状況に追い込まれたことである。問題報道が起こった当初の取材に対する傲岸不遜な対応、鉄面皮の表情が、「お主も悪よのう」の現代版悪代官を想起させる結果となってしまった。残念なことは、ヤジられた女性議員のスキャンダルも噴出していることである。議員という仕事は、叩けば埃が出るような人でなければ出来ない仕事なのだろうか。

市会議員や県会議員といった地方議会議員には、直接知っている人もいれば人となりを間接的に聞くこともある。あくまでも私見だが、地方議員に世のため人のため滅私奉公している人物はどれだけいるだろうと問われれば、ほとんどいないと言って過言ではない。人間として魅力ある人が多いかと問われれば、見掛け倒しのことがほとんどである。政治理念がしっかりしているかと問われれば、ほとんどが風見鶏と言って間違いない。権力志向・上昇志向が強く、市会議員の次は県会、あわよくば国会議員を狙っているのではと思わせる立ち振舞が鼻につく。政治家と称する人間と接する時には、職業政治家というよりも政治屋もしくは政治的便利屋と割り切って接して間違いない。

僕は、今回の兵庫県議や東京都議を断罪できるような聖人君子ではない。もちろん、公明正大、清廉潔白、公平無私な人間でもない。それでも、経営者として今回の彼らの行動から不祥事・危機対応を学び取らなければならない。
1) 不用意な言動は慎む。
2) 万が一過ちを起こした際は説明責任を果たす。場合によっては早急の謝罪を。
3) 泣く喚くは笑止千万、憐憫は得られず逆効果。
人の振り見て我が振り直せ、選挙民の代表である地方議員から貴重なことを学んだ今日このごろである。

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