佐野元春、私の永遠のアイドル
久しぶりのコンサート
日時:7月18日 土曜日
場所:Zepp Osaka
バンド:佐野元春&THE COYOTE BAND
高校の友人(現当院公認会計士)と二人でコンサートに行って来ました。私は佐野さんの信奉者、友人はほぼ高校以来久しぶりに曲を聴き、一方は10回以上コンサートに集い、他方は全くのコンサート初心者。友人に居たたまれない思いをさせないか不安半分、佐野さんに久しぶりに会える期待半分、そんな気持ちを抱いてコンサートに行って来ました。
友人の予習の甲斐もあり「とても良かった、また機会があったら誘ってよ。」、この言葉にほっと一安心。しかし、肝心のコンサートはというと「もう一息、あと一歩」、いつもより不完全燃焼に終わってしまったような印象でした。
理由の一つはコンサートホールかもしれません。立ち見が主体のコンサートホールなのでいつもより視線が低く見上げる形になり、周囲を見ても自分の目線の範囲だけ。シートが決まっているコンサートホールなら、壇上から徐々に上向きに傾斜しているので、自分の目の前で起こっているすべてが一望できます。今までとは異なる雰囲気に戸惑ったのかもしれません。もう一つの理由は、アルバム「COYOTE」をすべて演奏したからかもしれません。アルバム「COYOTE」、私のカーオーディオから最も流れているアルバムの一つです。小説を読むように、映画を観るように、自分だけの空間でアルバムだけを聞いていればその流れに身を任すことができます。しかし、ライブはそう行きません。ライブにおいては、メロディアスな曲、メローな曲、ラブソングはどうしても随筆でいうところの閑話休題になります、小休止になります。今まで見て来た佐野さんのライブの印象は、ある時期を越えると次から次へと畳み掛けてくるロックンロールメドレー、自然とステップを踏みならし、拳を高く挙げ汗を流し、「SOMEDAY」で涙する、私にとって特別な夜に、佐野さんにインスパイアされた老若男女が集い何とも言えないグルーブを形成する、いつもその瞬間を迎えたくてコンサートに行っています。そういう意味では、今回は少し不完全燃焼でした。
佐野元春、私の心の導火線に火をつけてくれた人、どんな時も勇気を与えてくれる人、ロックを教えてくれた人、人生におけるマイルストーン、この狂った世界で諦めることなく言葉を紡ぎだす吟遊詩人、そして何よりも私にとってのエバーグリーン、永遠のアイドル。