内視鏡の話(1)
生活ニュース8/17号から
当地には毎週日曜日に発行されている「生活ニュース」という折込新聞があります。縁会って内視鏡検査について書かせていただく機会を与えていただきました。患者さんからよく聞かれる質問に答える形で、4回にわたって「内視鏡検査を受けるにあたり」を中心に説明させていただきます。
~以下記事より~
日本人の死因の第一位は癌であり、男女とも依然として胃、大腸癌は死因の上位を占めます。心配で検査を受けたいけれども、内視鏡検査は辛い、しんどいと言った噂を聞いて検査を躊躇してしまう、といった声をよく聞きます。当院に寄せられる素朴な疑問に答える形で内視鏡検査について話をさせていただきます。
Q1. 胃の検査は行ってすぐしてもらえるのですか?いくらぐらいかかりますか?
施設によって異なりますが、当院では原則として朝食を抜いていただければ検査可能です。というのも、多くの方が胃十二指腸潰瘍、癌を心配し不安を抱えて来院されているので、翌日ならまだしも、日にちが開くと精神衛生上よくないからです(病は気からです)。以前は飲水せずに来院して下さいと説明していましたが、開業後は脱水予防のため「水・お茶なら飲用して頂いて結構です」と説明しています。また、高血圧の薬を飲まれている方には、起床後すぐに服用して2~3時間後に来院するよう指示しています。脳や心臓等の血管疾患で抗血小板剤や抗血栓剤等(よく血をさらさらにする薬と説明されているようです)を服用されている方には、5日間程度休薬してもらって検査を受けるように説明しています。中には仕事の都合上どうしても午前中に行けないといった方もいて、そのような場合は朝ごはんを少しだけ摂ってもらって昼から検査をすることもあります。
費用は組織を取る検査(生検)の有無で異なりますが、3割負担の方で大体5000~13000円の自己負担になります。