嬉しい!悲しい!祝、田校センバツ出場!(ほんまに?)
これは運命か、御縁か、それとも繋がり?もしかしてカルマ?ダチョウ倶楽部のネタではないけれど、「(上島)俺は絶対やらないぞ!」、「(肥後)お前やらないの?じゃ俺がやるよ!」、「(寺門)いやここは俺がやるよ!」、「(上島)じゃあ俺がやるよ。」、「(肥後・寺門)どうぞ、どうぞ!」。そんな感じで決まり、「誰かやらなければ物事は進まない!」と自分なりに決意を秘めて引き受けた母校の同窓会長。3年の任期は今年3月で終わる。コロナ禍のせいかお陰か、「仕事をしないなんちゃって会長」と自虐ネタを発する一方、通常の会長業務の3分の1で済んだ。「あとは卒業式に出席するだけ。」と高をくくっていたら、きっと神様が見ていたのだろう、突如として僕の前に天使が舞い降りてきた!
昨年末、秋の近畿大会での母校野球部の活躍を同窓会副会長から聞いた。副会長が「ひょっとしたら、センバツに行くかもしれないですよ!」と興奮気味に語る。けれど、和歌山県にはいわゆる常連校と称する強豪校が何校か存在する。「あっ、そう。」話半分に聞きつつ、その話を聞いたちょうどその頃、3年ごとに開催される「同窓生の集い」、OB・OGが飲食しながら集う会が予定されていた。本来なら、OB・OGの前で現役生のクラブ活動お披露目会も兼ねていた。なのに、中途半端会長の段取りの悪さで現役生の参加が不可能な事態に。ならと、邦楽部やブラスバンド部が撮っていたDVD画像を流すことになった。その流れで副会長から「野球部の活躍も取り上げましょう!」と提案され、野球部保護者から拝借した写真を映すことに。現役生の活躍は卒業生には好評で、11月25日に開催された「同窓生の集い」は大いに盛り上がった。終了後、野球部監督から「取り上げてくれてありがとうございます。春に向けて頑張ります!」と挨拶された。「頑張ってください!」と返答したものの内心半信半疑のままだった。何とその後、21世紀枠候補9校に田辺高校が近畿地区から選出された。
ついにその時は来た。1月26日に開催された選抜高校野球大会選考委員会で我が母校と別海(北海道)が21世紀枠の2校に選ばれた。田校(でんこう)が選抜高校野球大会に出場するのは何と76年ぶり。秋の近畿大会の成績、18人と少数精鋭の野球部員数、地域の公立進学校、日頃の地域貢献等から総合的に判断されたそうだ。高校野球がある種、プロ野球職業訓練校、プロ野球予備軍になっていることは否めない。このような状況を決して批判するつもりは毛頭なく、日本プロ野球、ひいては大谷翔平君のように世界に羽ばたく人材を育成しているのも確かだから。方や我が家の次男のように、ただ野球が好きなだけ、小学生から中高、大学医学部に入学しても野球一筋の者もいる。甲子園を目指すなら、プロを目指すなら県内外にも強豪校はあったはず、なのに敢えて地元の公立進学校に入学し、学業とクラブの両立の延長線上に甲子園出場を勝ち取った母校後輩を、この期に及んで誇りに思う。