院長のコラム

年末年始大狂騒(2)

僕はせっかちだ。こうすると決めれば、考えるよりも先に行動するのが性分だ。「(床モルタルに)ブルーグレーがだめなら、今度は思い切ってシルバーで行こう!」、試した塗料は、シルバーどころかモルタルにどんどん染み込んでいって更に濡れた感が増した。「はあーっ?」用途を見ると鉄製品用と記載されている。「アホとちゃうか!」自分自身に腹立たしさを覚えた。三度目の正直とはよく言ったもので、ライトグレーにホワイトを混ぜることにした。12月28日に診療を終えてから連日ホームセンターに通い詰め、試行錯誤の末塗料が到着したのは大晦日の一番寒い日だった。寒風吹きすさぶ中、夫婦二人震えながら格闘すること3時間、素人ながら想像以上の中庭が出来たと自負している。

今回の年末年始は、例年と打って変わって随分と様変わりした。長男、次男は試験があり帰省出来なかった。ということは、年末恒例の家族旅行がなかった。2日から始まる新春セールも、ヨウジヤマモトの通常のセールは1月下旬からで、2日からのセールは顧客限定で慌てふためく必要は全く無かった。日中は部屋の片付けをだらだら、夜は酒とおせち料理に舌鼓を打った。ようやく腰を上げたのは4日である。話の流れで、世界に3点しかない商品の最後の1点がセールになることをヨウジヤマモトの店舗スタッフから教えてもらった。購入の如何に関わらず、こんな貴重なものを見る機会はそうそうない。僕のヨウジ21-22秋冬は受注商品だけで終わったため店舗を訪ねなかったこともあり、気分転換とドライブを兼ねて阪神方面に車を走らせた。仕事初めの職場や企業もあり人通りは少ないかと思いきや、駐車場はどこも満杯で探すのに一苦労した。コロナ疲れの反動なのか、それともコロナ慣れしてきているのか、今年こそ気軽に旅行できることを願う。

年末・年始を感慨深く過ごせるようになったのは、ここ数年の話である。年末年始が近づくと、この温暖な土地でもそれに合わせるかのよう底冷えする。年が明けるとすぐにセンター試験(現入学共通テスト)、それに続く二次試験。かつては、体感温度と試験結果の寒さに心身ともに凍りつく日々。3人の受験生を6年間も抱えると、年末年始は受験戦争の始まりで憂鬱な日々の始まりでもあった。親の心子知らずで、今や3人ともそれぞれ大学生活を謳歌している。大学共通テストの話題がニュースに上ると切ない思い出が蘇る。とともに、受験生の親御さんの心境に思いを馳せる。ニュースを見ながら、「頑張れ!」のエールを送っている。

ところで、世界に3点のヨウジヤマモトの商品は、手の込んだホームスパンのつなぎだった。コレクション画像では一部しか見えておらず良く分からなかったが、背中にはペイント、裾にはプリントが施され、裏地は縫い目が見えない麻の二重仕立てに仕上げられていた。素材の良さに加えて手作り感が伝わる、作り手の思いが込められた逸品だった。販売スタッフに、「やっぱり、僕が買わなければなりませんよねぇ。」と尋ねたところ、申し訳無さそうに「そうですねぇ。」と即答。「今年は子供達の分を買わなくてもいいから、」、勝手な理由をつけて引き取らせて頂いた。もはや年始から欲望が炸裂した。

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