院長のコラム

忘年会の夜はアマン東京

2016.01.24

慌ただしかった平成二十七年の年末 

アマンの部屋から。
チェアーに横たわって撮った風景。

十二月二十八日、千葉事務所の忘年会に夫婦で参加することを決めた。このような機会は最初で最後かもしれないと感じた僕は、思い出になるよう記念行事にしたいと考えた。介護事業所の設立等で慰安旅行する機会もなかったので、ホテル選びは少し贅沢にしようと考えた。忘年会の場所が六本木と聞いていたので、利便性を考慮してリッツカールトン東京を先ず考えた。けれども、大阪を経験しているので新鮮味にかける、二度とないという今回の旅行のキーワードにはインパクトにかけるように感じた。考慮の末、思い切って背伸び、いや清水の舞台から飛び降りることにした。開業して間もない、アマン東京を選択した。

 

忘年会は、千葉事務所スタッフ一同が会するめったにない機会でもあるそうだ。通常は、事務所主宰者が一年を振り返り、来年に向けた激励にねぎらいの言葉をかける場であるはずなのだが、我々夫婦歓迎会の様相を呈したのには恐縮した。美味しいイタリアンにお酒も進みさらにワイワイガヤガヤ状態になったので、「それぞれの一年を振り返ってください。」と自ら提案した。スタッフ各人の話を聞いて、東日本大震災から五年目を迎えようとしているけれども、まだまだ復興道半ばと感じざるを得なかった。府中市新庁舎建設をプロポーザル方式で勝ち得た話は、千葉事務所のさらなる飛躍を感じさせるものだった。我々夫婦はクリニックと介護事業所の現状を話し、特に僕は今後のこと、看取りのその先のこと、その案件も千葉さんにお願いしていることを披露した。
一次会のあとは、別の場所で集まっていた千葉事務所OG、OBとも合流し、総勢二十名以上の二次会となった。自宅とクリニックの担当者とも旧交を温めることが出来た。二次会も終わった頃には日付が変わろうとしていた。終電の時間なのに、六本木の街には人が溢れかえっていた。もう一軒行きましょうということで、締めはカラオケである。事務所スタッフのパワーに終始圧倒され、ホテルに辿り着いたのは午前二時半を過ぎていた。

折角のアマン東京だったが、寝るだけの場所になってしまった。それでも、そのポテンシャルの高さは十分知ることが出来た。スタンダードの部屋でも七十平方メートル以上と広く、先ず部屋に入って驚いたのは全面ガラス窓である。眼下に東京都心の風景を堪能できる。窓辺に置かれたチェアにもたれ、ウエルカムドリンクを味わいながら読書をすれば、時が過ぎるのも忘れそうだ。大都会とリゾート地、ロケーションは全く異なるが、バリのアマンで感じた最高の風景、非日常、くつろぎ、至福を東京にいても感じることが出来そうな空間作りをしていた。
二日酔いが抜け切れなかったが、僕は早々に起床してスイミングも楽しんだ。プールは、天井高が高くやはり全面ガラス張りである。東京都心を一望できる30メートルもあるプール際に腕を横たえれば、天空に浮いているような錯覚を覚えた。高級ホテルには珍しく大浴場も備えられているので、プールで冷たくなり疲労した体を回復させることも出来た。正味半日程度しか滞在できなかったが、機会があれば再度訪れてみたいと思った。今春には、伊勢志摩に三十番目のアマン、アマネムが開業されるそうだ。こちらも楽しみである。

御縁が重なるとは、こういうことを言うのか。昨日、お世話になっている青山にあるヨウジヤマモト本店を表敬訪問した。年の瀬のセール前なので挨拶程度のつもりだった。ところが、セールの話に一向にならず、店長さんから「長嶋さん、来年の一月十五日の夜は上京出来ますか。ファム(女性物)の立ち上がりに今回のコレクションでコラボした画家の朝倉さんも交えたカクテルパーティーを急遽開催することになりました。デザイナー本人も来るのでいかがですか。」と来た。(つづく)

これも天井高が高いロビーで。
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