院長のコラム

新宮三輪崎八幡神社大祭(1)

今年の印象的な出来事
HBさんの村ぶろから画像を拝借(すいません)。
三輪崎祭りのいい写真がなくて・・・。

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このコラムは「継続は力なり」、どうにかこうにか継続している。次回何を書こうか仕事中あるいは自宅でPCに向かい、ふと浮かんだことを書くようにしている。書くネタがそうそうある訳でもなく、自分が経験した印象深い出来事も書くようにしている。したがって、自分の週間記であり月記でもある。今こうして年末に読み直すと、あの出来事は今年初めに起きたっけ?あの時はこんなことがあり悩んでいたよな、と感慨深いものがある。
滅多にないが、書き進まず放置したり、表題だけに終わることがある。今回は、その事について思い出しながら書こうと思う。そうでなければ、お世話になった方々に申し訳ないし、何よりも今年あった思い出深い出来事を書いておかなければ、今年が終わらないような気がする。

9月中旬、新宮三輪崎八幡神社大祭に参加してきた。
出会いは偶然だった。一昨年の初夏だったと思う。呉服店店長と着物を着て新宮のとある割烹に行くはめになった。二人で料理に舌鼓を打っていたら、後から年配のご夫妻が入って来られた。その方々はお店の常連客なので、我々見知らぬ着物姿の男二人がカウンターで飲食している姿が一種異様な雰囲気を醸しだしていたに違いない。最初は探りあうようなぎこちない雰囲気だったが、きっぷの良い女将さんの紹介もあり、打ち解けるまでにそう時間はかからなかった。
奥さんが着物好きな方で、着物談義で盛り上がった。ひたすらお酒を飲むだんなさんは、徐々に酩酊状態になり、途中から奥さんに向かって「俺の大島(紬)は何処へ行った?」を連呼し始めた。ご夫妻と女将さんとの会話の中で、ご夫妻が住まわれている地域で秋祭りがあること、今回その当番になっていることが分かった。初対面にも関わらず、秋祭りに招待してくれるというではないか。酒席なので半信半疑で聞いていたが、後日招待の電話が入った。
ところが、昨年9月の第一週目の週末は我々にとって忘れられない日になった。台風12号が紀伊半島に甚大な被害をもたらしたのだ。田辺市の山間部もそうだが、新宮市はそれ以上の被害を受けたことを伝え聞いた。案の定、祭りは中止となった。

しばらく音信がなかったが、今年の9月になって◯◯さんから僕の携帯電話に連絡が入った。「今年は祭りをするから、来なさい!」文字にすればそのニュアンスは伝わらないが、同じ和歌山とは思えない独特の口調である。呉服店店長と申し合わせて、9月15日の土曜日に午前診療を終えて新宮に車を走らせた。2年ぶりに走る国道311号は所々様変わりしていた。山の斜面が崩落していたり、片側一車線になっていたり、迂回路になっていたりと。特に熊野川流域はあちこちで崖崩れが起きており、災害から1年経ってもこの状態なので、台風被害が甚大であったことは想像に難くない。

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