院長のコラム

新建築 part 3

2008.06.6

経営者の意識

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診療所らしくないことが快適、診療所に来て気分が明るくなる、診療所に来て診療所に来ている事を忘れてしまう、診療所に住んでみたい???これらの意見を逆説的にとらえると、診療所(病院)とは、不快で、気分が塞ぐ所で、常にそこにいることを意識させる環境を持っている、住みたくない場所と言えるでしょう。それに加えて、院長の挨拶文にも書きましたが、私が勤務した多くの医療機関で感じた事、雑然としたその空間、硬く冷たい長イス、独特の匂いに澱んだ空気、山積みされた昔の雑誌や漫画、短い診察時間に長い待ち時間、融通の利かない事務的な対応。ホスピタリティーを語源とするホスピタルがなぜこのような状況になっているのか、もしくは、なってしまうのでしょうか、改めて考えてみると至極不思議なことです。私が思うに、経営者の意識と医業経営支援環境、大きくこの2点に問題があるのでは、と考えています。
先ず、経営者の意識です。ここでいう経営者とはあくまでも医師であり、したがって開業を目指す医師の意識としてもいいでしょう。個人住宅なら「自身の、自身による、自身のため」の建築になるため、自分や家族の希望・要望を挙げとことんこだわるところですが、クリニックの場合は、最低限というか絶対に必要な配置があります。例えば、個人住宅なら玄関があってすぐにお風呂があっても構わないでしょう。しかし、診療所では、入り口があってすぐに診察室という訳にはいきません。やはり待合室か受付が必要です。スタッフや患者さんの動線は最も重要ですし、レントゲンのような大きな医療機器の配置もあります。どうしても「病院の、院長による、患者さんのため」の建築と主体が曖昧になり、焦点もぼやけてしまいます。この問題を解決するために考えたことは、「長嶋雄一という個人の、(経営主体としての)自身による、患者になった時のため」のクリニックでした。ひたすら、自分が病気になった時、どのようなクリニックを受診したいかを想像した結果、今のクリニックの形になりました。勿論、千葉さんという信頼のおける共同パートナーがいたからの話ですが。

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