院長のコラム

新建築 part 7

2008.06.12

流れの医者

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開業支援チームに支援されながら開業を進めて行くのは、全く持って致し方のないことなのです。というのも、ほとんどの医師が勤務医をしながらなので、交渉する時間は平日の勤務終了後となれば早くても18時以降、準備期間も多くの場合半年程度ということなので、時間に余裕などあるはずがありません。この点、私の場合じっくり時間をかけてすべてにおいて自分で関わって行く事ができました。開業をおぼろげながらに考えていた頃は、研修医制度変更に伴う大学病院の地方への医師派遣撤退が顕著になった頃で、心身ともに疲労のピークにあり、開業するとかしないとかではなく後先も考えずに南和歌山医療センターを辞めました。開業する場合、ぎりぎりまで病院に勤務して、開業時には自分の外来に来てくれていた患者さんを自分のクリニックに引き連れて行く、というのが最も多いパターンです。私の場合はこの関係というか絆を一旦絶って、佐野元春のダウンタウンボーイにある歌詞ではありませんが「すべてをスタートラインにもどしてギヤ入れ直している君」のような気持ちになって、地域医療支援と開業の準備に取り組みました。内視鏡1本さらしに巻いて、県下の公立病院を北から南へ縦断する生活をする一方、非常勤なので検査終了後は全く自由になり、その自由時間をクリニック設立にあたりました(院内の備品、機器等ついては【院内紹介】を参照してください)。通常とは異なる開業の道を選んだ結果は、医療センターを辞めて約1年経過していましたので前病院からの患者さんは10人程で、開業当初は決して多いとは言えない、むしろ少ない患者数でした(現在もそうですが)。しかし嬉しい事に、遠方から(北山村、新宮市、三重県熊野市等)来られる患者さんが少なからずいて、その方の口コミで来られる方が徐々に増えつつあります。開業医における医療圏とは大体2km圏内を言うそうですが、当クリニックは和歌山県南部と広域に及んでいます。クリニック建設と同様長期的な展望に立てば、前の病院からの流れを断ち切った開業手法はあながち間違いではなかった、と実感する今日この頃です。

 

 

 

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