日本の男性をもっと元気に!
ガランテとアトムのコラボ
前回のテーマは久しぶりの自分の趣味の話題、YOHJI YAMAMOTO THE MEN、でした。直訳すると、山本耀司・その男、です。ヨウジヤマモトが似合う男性と言う意味なのか、はたまた耀司さんがイメージする男性という意味なのでしょうか、コレクションに参加していた方達は、もちろんヨウジヤマモトが似合っているし、一癖も二癖もある「何かいかがわしい」雰囲気を持ち合わせている方ばかりでした。
最近思ったことがあります、かっこいい男が街からどんどん少なくなって来ているのでは、と。この地方はもちろん、よく行く大阪でも、たまに行く東京でも、「あの人おしゃれだな。」「どんな職業の方だろう。」と興味をそそられる人が以前より街に少なくなって来たように思います。仕事上会社を経営している方々と話す機会も多くなりましたが、経営哲学や理念に共感できる方はそういませんし、ましてや趣味や嗜好、多岐にわたって会話の出来る方に出会ったことはほとんどありません。むしろ、自分より下の世代の方がしっかりしているかも。
日本という国自体に元気がないから男にも元気がないのか、元気な男がいなくなったから日本に元気がなくなったのか。僕が20代の頃は車にファッションが神器でしたが、現在、年々車の生産台数は減り、服はファストファッションが全盛です。草食系と称される男子も出てきました。欲求・欲望を失った若い世代がこの日本を背負う20年後、この国は一体どうなっているのでしょう。
話は全く変わって、僕が注目しているセイコーのガランテから、日本の男性をもっと元気にするため、をあい言葉に新商品が発売されます。とりわけ、「鉄腕アトム」とコラボした限定品には心動かされました。セイコーマニアには不評のようですが、ヨウジでコラボに慣れている自分にとっては何の抵抗もありません。僕には、無骨で真面目な時計会社といったイメージしかなかったセイコーがガランテを発表したことで、そして今回はアトムとコラボすることによって、ますますスイスのどの時計会社よりもかっこいい時計メーカーに映るようになりました。こう考えると、今の日本そして日本人に必要なのは、余裕と遊び心でしょうか。
アトムと言えば、エーザイという製薬会社が「パリエット」という製剤のイメージキャラクターにアトムを選んでいます。当院担当者に「医薬品だからブラックジャックの方が良かったのでは、」と質問したところ、認知度、製品イメージ、そして企業イメージまで考えるとアトムが最適だったようです。アトムと言っても僕が生まれる前なのであまり実感はありませんが、改めてアトムの偉大さを教えられました。