院長のコラム

私の履歴書〜履歴書は大事〜

2011.02.26

経営者の視点から 
ある日の日経新聞から。

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日経新聞の裏面左端上段に設けられている「私の履歴書」、斯界の大御所が我が人生を二十数回に渡って振り返り綴る名物コーナ−である。社会的に成功していると思われている人にも、幾多の困難苦労、計り知れない悩みがあることを知り親近感を覚える。時には、その方が体得した事により発せられる名言・格言に勇気づけられることもある。まさに「人に歴史あり」、決して有名とはいえない身近な人からも、経験に基づいた見解を聞いて学ぶことは多々ある。

最近、理由があって看護師を募集した。その都度面談していたら時間と人ばかりがとられて苦労するので、給与・業務内容等の詳細はハローワークで見てもらい、そのうえで就職を希望する方に履歴書を送ってもらっている。だから、その人を判断する手始めは履歴書になるし、次の面談に進める判断も履歴書だけになる。「字は体を表す」という言葉があるように、「履歴書は人柄・人格を表す」、履歴書がすべてといっても過言ではない。4年間の企業経営から導きだした見解である。今回の応募ではピンキリ、多種多様な履歴書を拝見させてもらい社会勉強になった。

今回最悪の履歴書を経験した。履歴書なのに履歴になっていないのである。年齢は自分より随分上なのに、職場が1カ所しか記載されていない。もちろん、資格を取ってから同じ病院にずっと働いていたというのではない。しかも、准看護師なのか看護師なのかさえ記載がない。記載されているのは、普通運転免許の資格だけである。看護師を募集しているのに、運転手募集と間違えたのだろうか。この場合、判断する以前の問題である。

次に多かったのは、志望動機が書かれていないか、もしくは動機があいまいなものである。この情報化社会である。自分が働こうと思う職場のことを調べようと思えばいくらでも調べられる。自分なら、そのクリニックが得意とする分野、仕事内容を前もって吟味する。自分に合うか合わないか、何となく分かる気がすると思うのだが・・・。
当クリニックはホームページを作っているので、院長の人となりやクリニックに対する思いは一目瞭然である。それなのに、自宅に近いとか開業医だから(楽そう)という志望動機を挙げられると閉口してしまう。
開院当初、まだまだ履歴書の読み解き方を知らなかった時期、経歴が比較的しっかりしているからという理由だけで、志望動機が書かれていなかった方を採用した。案の定、内視鏡と全く相性が合わなかったようで自主的に辞めていった。以後、ホームページを見てから応募するようにハローワークにお願いしている。

少しショックだったことがあった。ハローワークから、希望されている方がいるので履歴書を送ります、という連絡があった。念のために再度ホームページを確認してもらってください、と返事をしたところ、翌日早速辞退の電話が入ったのである。当クリニックの姿勢に問題があったのか、応募をしようとした方に問題があったのか、いまだ謎である。
(つづく)

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