院長のコラム

長崎・五島へ (旅行初日)

2023.06.11

年老いた義父母との思い出作りを決心した昨年末の東北旅行。今回も黄金週間に妻と娘が再度企画することに。今年は5月1、2日が平日のため旅行するなら3日以降のはずだった。しかし、旅行代金は3日を境に爆あがりし、人数が多い分それなりに経費がかかることが判明。ゴールデウィーク中の平日は受診患者が激減することは周知の通り。新型コロナ感染症収束とともに、2月から4月の検査件数はコロナ前並みに戻りつつあり、院長・スタッフ一同やや疲れ気味。4月上旬時点で5月1、2日に予約はない。諸事情を勘案して、黄金週間は9連休の院長判断を下すことに。行き先は、朝ドラ「舞いあがれ!」の舞台になった五島を中心とした長崎に決定。

(旅行初日)4月30日早朝に家を出て、前回同様伊丹空港へ。前回はレクサスLXで快適な移動だったが、今回は知人に借りたホンダ・フィット。レクサスLXで送迎駐車場を利用する場合、盗難補償されないのが理由。大雨が降りしきる中、慣れないコンパクトカーでの高速道路運転は命がけ。幸先よく、伊丹空港に着く頃には雨も止んだ。奇遇にも、宮崎に向かう友人夫妻と伊丹空港でばったり。ついでに、帰宅後の食事会を約束した。大村市にある長崎空港近くでアルファードを借り、大分からバスで来た長男と合流して長崎市内へ。初日の宿泊先を雲仙にしていたため、市内観光は3時間程度。新地中華街、出島、長崎原爆資料館を見るのがやっと。長崎は自身の家族旅行以来なので45年ぶりくらいだろうか、原爆資料館で被爆の惨状を初めて知った時の得も言われない感覚が蘇ってきた。

長崎市内をあとに、今夜の宿泊処「雲仙みかどホテル」へ。専属運転手はクルマのナビ案内に従うまま。勾配のきつい細い山道を左に右にどんどん進みながら、「この道正解?もっといい道あるでしょ!大丈夫?」と内心思いながら、同乗者の誰もそれを指摘しない。頑張って運転し、純正ナビが示す到着予定時刻より早く着いたが、結局は当初のプラン通りの5時だった。夕食バイキングまでの1時間半弱、家族皆大浴場に向かったが、運転で燃え尽きた僕はビールを駆けつけ一杯で部屋付きの浴場に入るのが精一杯。けれども、疲労困憊で向かった夕食バイキングで元気モリモリに。各テーブルに焼肉用のコンロが据えられていて焼肉が食べ放題。これだけではなく海鮮料理も充実していて、タラバ蟹が食べ放題、刺し身も地の物を中心に新鮮なサカナが多数。一番驚いたのはマグロで、いわゆるトロがてんこ盛り状態。生マグロ水揚げ日本一を誇る那智勝浦の温泉地でも食べたことがない量と質だった。もちろんアルコールも飲み放題。宿泊代金に含まれているとは言え、宿泊代も非常にお手頃かつ全国旅行支援もあり格安に泊まることが出来た。

僕が高校の時に発病した母。だから、家族旅行の記憶は僕には数えるくらいしかない。しかし、その僕もいつしか家族の長に。家族旅行が子供達にどんな影響を及ぼすのか計り知れないが、彼らが僕と同じ立場になった時、両親のことを少しでも思い出してくれたら幸甚だ。

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