院長のコラム

長嶋鍼灸整骨院 風雅(ふうが)

2012.02.25

いよいよ

ハニカムのファサードが特徴的な前面です。
これがとても不思議で、正面からは丸見え、
角度をずらすと中の光景が見えなくなります。

 この3月2日に、鍼灸整骨院の経営者になることになった。経緯は年末のコラムで書いた通り、諸事情により義弟に全面的に支援せざるを得なくなったのである。

店舗設計は、千葉学建築計画事務所にお願いすることにした。千葉さんは、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の准教授でもある。「どうやって千葉さんを知ったのですか。」と良く聞かれる。長女が生まれ父親が亡くなった時期なので、かれこれ12年以上になるだろうか、作品を見たことがなければ、その経歴も知らなかった。冗談のようだが、雑誌ブルータスの特集で組まれていた「これからの若手建築家」が数多いる中で、千葉さんにピンと来た。すぐに連絡をして、当時世田谷にあった事務所を訪問した。
千葉さんの方は相当疑心暗鬼だったそうである。専門雑誌ならまだしもブルータスを見たと言って突然連絡をしてきて、しかもそれが何と和歌山から、挙げ句の果てに当時まだ手がけたことのなかったコンクリート打ち放しでお願いします、ときている。酒席でよく話題になるのだが、「当時、正直、この人大丈夫だろうか、本気なのだろうか。」と心配していたそうである。確かに、逆の立場ならもっとものことだ。

最初の出会いから数年の期間を経て8年前、最初に依頼した通りコンクリート打ち放しで自宅を設計管理してもらった。コンクリート打ち放しであること以外すべてを建築家に委ねたので、逆に千葉事務所は悪戦苦闘することになった。最終案が出来るまでに1年以上、着工から完成までに1年半以上を要した我が家は、「新建築 住宅特集」に掲載された。
その後独立することになり、クリニック建築も千葉さんに依頼した。コンセプトは、「自身が行きたくなるクリニック」、自宅がクールなイメージのコンクリート打ち放しだったので、「温もりが感じられる木造」、この2点を強調してお願いした。自宅と違って設計は数ヶ月ででき、依頼して1年もしない間にクリニックは完成した。モダン、斬新、素敵、癒される、居心地がいいと患者さんから評されるクリニックは、「新建築」に掲載された。

今回は店舗設計である。自宅にしろクリニックにしろ先ずは素材ありきで、あとは建築家の作家性に任せていた。しかし、今回は具体的なイメージを伝えなければならない。昨年2月に研究会で上京するのを機に、予算や具体的なイメージを伝えなければならなかった。けれども、出来上がっている建物の中の店舗、会う前日まで何も決められないでいた。
上京した日は、ホテルニューオオタニの通常の部屋を予約していた。チェックインしてホテルの案内を見ていると、エグゼクティブハウスを最近設けたことが書かれていた。なかなか上京する機会もないので、奮発してエグゼクティブハウス禅にバージョンアップするよう急遽ホテル側にお願いした。和の心・おもてなし、侘び・さびを表現した部屋で過ごしていると、針・灸・整体・東洋医学・・・・、ふと閃いた。そうだ、コンセプトは「禅」にしよう!!!
翌日の千葉さんとの面会で、コンセプトはズバリ「禅」と伝えた。今振り返ると不思議な縁である。神様のお導きだったのか、それとも日頃の行いなのか・・・。
(つづく)

室内は、床も天井もソファもベンチもすべて竹。
壁は特殊な布です。
余計なものが写っています。
ソファの黒い物は、私のジャケットとボディーバッグ。
手前はシャープの空気清浄器です。

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