院長のコラム

黒い便器


正月そうそうトイレの話で申し訳ない。昨秋から自宅トイレの調子が悪いと妻に聞かされていた。放置していると周囲が水浸しになるようだ。施工業者さんに見てもらったところ、漏れている水は汚水ではなく、水漏れを気にしなければ使用するにあたって特に問題ないとのことであった。もし修理するにしても、一体型なので部品交換では済まないようだった。十四年ほど使用しているので経年劣化もあることは分かっていたが、買い替えの決断をくだせないでいた。

本年は一月六日までお休みをいただいた。特に用事がなかったため、することと言えばテレビを見るか、ネットサーフィンするだけだった。生産性がなく、時間の無駄と分かっていたが、「たまにはこんな時間の使い方もいいだろう。」だらけた自分に言い聞かせて休日を過ごした。そんな中、「新しい年をつつがなく迎えることが出来たし、平成も今年で最後やな。そや、トイレを換えよう。」ふと閃いた。運気を変えたい願望もきっとあったのだろう。年初早々、決断したのが便器の交換である。一体全体、今年はどんな年になるのだろう。

今まで使っていたのがTOTOの一体型便器「ネオレスト」である。ネオレストを第一候補にネットカタログを探していたら、「トイレもここまで進化したのか?」と思える商品があった。NXというモデルなのだが、とにかく曲線が優美で余計な継ぎ目が見られない。佇まいが美しく、もはや便器というよりもオブジェである。デザイン重視派の僕には、ぐっぐっと心に来た。けれども、税込み価格が六十万円もする。しかも、二月発売予定とのこと、気持ちはずっずっと後ずさってしまった。トイレのもう一方の雄と言えば、INAX(現LIXIL)のサティスである。確か少し前に黒い便器が話題になったのを思い出した。「黒い便器」と検索したところ、確かにGタイプにノーブルブラックというモデルがある。価格はネオレストNXよりも二割ほど安い。価格.comで調べると納入価は予算内である。今後のメインテナンスもあるので、お世話になっている業者さんからネット価格に近い見積りが出たら交換を決意した。

仕事始めから話はトントン拍子に進み、一月十二日に設置された。第一印象は、「これって黒なの?」だった。黒は黒でも、見方によっては深い焦げ茶にも見えないことはない。家の洗面所の床タイルが黒なので、自分が想像していたような空間の一体感は生まれなかった。機能はというと、まだ説明書を読み切れていないし、こういう時に限って便意が催してこないので使いこなせていない。コンセプトは、「優美でやわらかなフォルムに、これまでにない清潔・快適機能を満たすサティスGタイプ。美しく、心地よく。そしてなによりニオイが気にならなくなれば、トイレは暮らしの中で、いまとは異なった存在になる。」そうだ。毎日のトイレが楽しみになった。

今年最初の院長コラムが、う◯この話になった。今年は、次の事業展開に向けて始動の年になる。それは即ち、父から譲り受けた土地の運用最終章になることでもある。個人的にも、昨年無理を承知で予約したものが次々と納品される。金銭面で何かと苦労することが予想される二千十九年の新春である。トイレを変えて、ウンを水に流すかどうか、ウン気を変えられるのか、現時点でまだ誰も分からない。

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