院長のコラム

いつもとどうも違う(初めての受診(1))

元来が健康な人間、と内心自負している。もちろん職業柄、健康には留意しているつもりである。食事は万遍なく適度に食べ、塵も積もれば山となる毎日三分の筋トレと週二時間半の有酸素運動を心がけている。タバコはもちろん嗜まない。健康に配慮しているとはいえ、病気にならない確証なんて何一つない。両親ともに癌で亡くなっているため、癌になるリスクは高い。したがって、定期的に血液検査を受け、数年ごとには胃と腸の内視鏡検査を受けている。玉に瑕なのが飲酒量である。友人と外食をすると、どうしても飲みすぎるきらいがある。

九月三十日水曜日
知人の計らいで、本格的な江戸前寿司を食べに行った。乾杯はビールにしても、和食には日本酒である。ペアリングと言うほどでもないが、板さんが料理に合わせた日本酒を如才なく出してくれる。旬の寿司ネタに美味しいお酒、それに友人との談笑、酒が進まないはずがない。少し、いや大分飲んだようだ。同じくらいの量を飲んだ友人が帰宅したところ、奥さんから酒の臭いがプンプンすると指摘されたくらいだ。ちなみに当日、我が妻子も同伴していたので夫婦ともども鈍感になっていた。近頃、飲み過ぎたと自覚する時には飲水量も多くしている。飲んだアルコールの倍の水を飲むようにしている。なので、以前より二日酔いすることはなくなった。

十月一日木曜日
翌朝、いくばくかの頭重感は残ったもののいつものように時は過ぎていった。ところがだ、診療終了時間になるにつれ重い感じが痛みに変わっていくではないか。帰宅して、「体が迎え酒を欲しているのかな?いよいよ(僕も)アル中か(内心、苦笑)?」程度で、普段よりかなり少なく飲酒してみた。それでも、痛みは増強するばかりである。いつもとどうも違う、思わず痛み止めを服用した。「なんか調子悪いんよ。」、妻に告げてみた。ほとんど飲んでいないにも関わらず、「飲みすぎ!!」の一言でにべもない。

十月二日金曜日
起床時は何ともなかった。「ようやくアルコールが抜けたか。」、出勤してPCの前に座った。しばらくすると痛みが再発してきた。しかも、眼の前がチカチカして焦点が合わない。「そう言えば最近、決算や人事でストレスがかかっていたなぁ。そうか、頭が痛いのはストレスかぁ。」合点がいった。安定剤を服用してみた。時間を追うごとに眼前のピントは合ってきた。なのに、右前頭部、もっと言えば右目上を中心に不快感が増してくる。いつもとどうも違う、再び痛み止めを服用した。平日は一日一食主義者、一日の最初で最後の食事くらいは気持ちよく終えたいではないか。半信半疑、缶ビール350mlをゆっくり飲んでみた。しかし、右前頭部の不快感は増すばかりである。「ほんまに、おかしいで。」、再び妻に告げてみた。ようやく、尋常ではないことを理解してもらえた。

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