TV観るなら俺達見ろよ!
2012海陽祭
公式パンフレットの表紙です。
今年も、9月22日と23日に行われた海陽祭に参加してきた。今回のテーマは「TV観るなら俺達見ろよ!」、3期生が主体の7回目の海陽祭である。
2期生が主体の昨年は、2期生の1期生に対する葛藤を垣間見たような気がした。海陽学園を語る時、道無き道を歩んだ1期生、その保護者の努力を抜きにして語ることはできない。1期生は、東大現役合格13人という新設校東大合格者数の金字塔まで打ち立てた。自ずと、2期生も同程度の合格者が期待される。この重圧たるや、第三者である僕でさえ、想像するだけで胃酸過多になり気分が悪くなりそうである。 夏休み中、帰省していた長男は、部屋にこもってメールやskype、電話を頻回にしていた。自主性に任せているとはいえ、出されていた宿題は必ずするよう帰省直後から忠告していた。しかし、あまりに勉強している雰囲気がないので、「PCを触るなら自分の部屋ではなく、みんなの居るリビングで使うように!」と注意したところ、「学園祭の関係の仕事を次から次に頼まれて大変なんですよ!!」と憤りの答えが返ってきた。どのような仕事をどの程度任されているのかさっぱり知らされていない父親は、思わず「学園祭と宿題とどっちが大事なのか、学生の本分は勉学だ!!!」となじった。 学園祭に参加してようやく事態を把握出来た。 誤解のないように言えば、僕はこの学園を絶対視している訳ではない。しかし、授業参観時に授業内容や生徒の取り組み方を目の当たりにすれば、自身の中高生時と比較して雲泥の差があることを認めざるを得ない。今回も学園祭に参加してみて、自身、息子達のように学校行事に真面目に真剣に取り組んだろうかと考えたら、恥ずかしくて情けない気持ちになった。とともに、羨ましく嫉妬を覚えた。学園を訪れる度に、いつも思うことである。願わくは、この環境下で息子たちが自分で自分の進む道を決定して、その夢を実現化してくれることである。次回帰省する際は、こう言いたい。 |
いつも楽しみにしている学園祭恒例の団扇です。 公式パンフレットは!マークが!!、公式ポスターは!、 これも学園独特の裏技かな??? |